![]() |
![]() |
![]() |
自分も高校時代に、岩登りやアルプスの冬山に連れていってもらったので、大学生のときは高校生の後輩を様々なところに連れて行きました。。。
さて、OBとして後輩の高校山岳部夏山合宿で4泊5日の北アルプス縦走に参加した後、高校二年の後輩3人を連れて穂高の岳沢に入りました。今回の狙いは、彼らに穂高のちょっとした岩場のコース(岳沢→天狗のコル→奥穂高→前穂高→岳沢)を経験させることです。このコースは、一般縦走路としては北アルプスでも困難なコースの一つとして知られています。
夏山合宿自体は顧問の先生も参加し、公のクラブ活動として認められていますが、ここからはあくまで個人的な登山です。とは言っても、万が一事故があれば、何らかの責任問題が高校にも発生するかもしれません。
「穂高なんか、お前たちにはまだ10年早い!」
「毎年、何件も事故がおきてるんだから」
「ちょっと岩登りを経験したからって、ナメてかかったらいかんぞ!」
後輩たちは顧問の先生からさんざん注意を受けて(脅されて?)いました。先生としては、できればやめて欲しかったのかもしれません。
すいません、この時に山をナメてたのは自分です。
写真には、デイパックにランニング・短パン・ジョギングシューズという、あまりに軽い服装で写ってます。肌がむき出しなので、もしスリップしたり落石にあったりしたら、簡単に怪我をしていたでしょう。当時の自分としては、穂高の稜線なんて、「片目ケンケン」でいけるくらいの感覚でいたんでしょう。
もし今こんな格好で登っていたら、周りの人からは白い目で見られ、パトロールに注意されるかも・・・
でもこの時、穂高の稜線で会う他の登山者からは違う目で見られたようです。
途中ですれ違う多くの登山者からは、クサリ場の状況や登山ルートの様子など、いろんな事を質問・相談されました。
ナメた格好=ベテランに見えたのかもしれません。。。(^^;)
写真1:岳沢から天狗のコルに登る途中。背景は畳岩とその向こうに前穂高〜明神の稜線。
写真2:天狗のコル(?)で、残雪にカキ氷シロップをかけて食べてます。
写真3:ロバの耳かジャンダルムあたりか。
Cross-hillさん、こんにちは
本当にすごい軽装ですねー
でもとっても楽しそうです( ^ω^ )♪
残雪のカキ氷って
北アルプスでならやってみたいですね
早いと言われても穂高には行きたいですよね(*` 艸 ´)
でわでわ
algaeさん、こんにちは!
この頃は夏山では残雪でカキ氷は定番でした
そういや最近はしてないなぁ・・・
是非、一度お試しを!
でわでわ
78年に行ったときには天狗のコルの石室(避難小屋)でビバークしましたが、何時頃無くなってしまったのでしょうか?80年にはまだありましたか?
そうですね、きっちりとした避難小屋としてはなく、残骸?見たいなものがあったように記憶しています。。。
まるで私たちと同じですね。
私も粋がって強がって「山を知っている」と嘯いていました。そういう意識は本物ではないのでやがてほころび山から遠ざかっていったように思っています。私の場合ですが。つまり当時山の価値を本当には分かっていなかったかも知れません。今は山の価値が分かってきたつもりですので、若いころの元気と今の思いを足して2で割るとちょうどいい山男になるかも知れません。
冬山では森永の練乳を新雪に混ぜて練って練ってかき混ぜると美味しいアイスクリームになりますね。そのアイスクリームが食べたくて冬山に来る新人もいました。
確かに、出来るだけ山登りらしくない(?)軽い格好で登るのが「粋」みたいな雰囲気で登っていた面がありますね。今では肩の力を抜いてマイペースで楽しめています。
コンデンスミルクは雪に混ぜると美味しそうですね。でも冬山ではちょっと寒すぎるのでは?
Cross-hillさん、混ぜるのではなくて「練る」ですよ。
冬山のあったかい食事のあとで食べるアイスクリームの美味しさは格別でした。そのあとで酒を飲み歌い騒ぎ寝ます。それが私たちの冬山でした。寒さなんて屁でもなかったですね(ウソですが)。
なるほど、練ればアイスクリームになりそうですね!
カキ氷より美味しそう!!
今度冬山に行ったら、トライしてみます
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する