![]() |
![]() |
![]() |
【大矢倉】【苗木城跡】【恵那山、中津川市、木曽川】
よく晴れて空気が澄み切っていた先日、数年ぶりに苗木城跡に行ってきました。
恵那山が見えるスポットの中でも特に気に入ってるこの場所。
城跡とはいえ、以前は大きな岩や矢倉の石積みの跡がぼんやりと残っているだけで、城が建っていた当時を偲ぶにはいまひとつな印象の山でした。
今年になって『週刊 日本の城』に紹介され、いまや石垣や通路が整備され、頂上にはやぐらまで建って立派な城跡に生まれ変わったというではありませんか。
そのうち天気のいい日に行ってみようと思いながらも、ちょっとした時間があるときの恵那山はだいたいいつも雲の中。
4ヶ月はだらりと待った先日の台風の後、今年のでたらめな気候にしてはめずらしくスッキリと晴れたのでやっと訪れることができました。
頂上のやぐらは城の再現ではなく展望台のようでした。
石垣や通路はしっかりと作ってあり、ここが昔は砦のような実践向きの城であったことが想像力を駆使するまでもなくわかるようになっています。
馬を駆って四十八曲がりの坂を上り詰める苗木藩の兵士たち。
まあ、歴史やらなんやらにあんまり興味ないんで背景はよくわからないのですが、日本で最小の戦闘用の城塞って考えるとなんだかわくわくしてきます。
苗木城が赤壁城と呼ばれた由来は、何度壁を白く塗っても龍が嵐を起こして剥がしてしまったというもので、子どものころ昔話でよく聞きました。財政的にたいへん厳しかった背景がそんな伝説となって残っているのは面白いですね。
はじめまして。
突然のコメント失礼します。fenと申します。
苗木城と聞きまして。
私は数年前に訪れただけなのですが、「大矢倉」の写真に見えるような感じで、もとからある巨石に組み合わせて石垣を築き、その基礎の上に建物を建てていたであろうことが分かる城だった記憶があります(あっているかは定かではありませんが
しかし、城跡からは恵那山がみえるんですね
それでは、よくわからないコメントですいません。失礼しました。
fenさん、はじめましてこんにちは。
コメントありがとうございます。
苗木城、fenさんのおっしゃるとおり山に元々ある大きな岩を利用して城を建てていたようです。岩の壁面に柱を入れるくぼみがある場所もありました。以前は散策しながら、こんなところにどうやって城を? と不思議な魅力を感じたものです。
戦用の城がどんなものか知識のある方にしたら鼻で笑われそうですが、あまりに急峻な場所にあるので以前の私には元の城の姿がなかなか想像できませんでした・・・。
お城というと立派な天守閣のある壮麗な姫路城のようなものしか知らなかったもので
資料館にある苗木城の復元模型を見たときは「えッ、これが城!?
ものすごく実用的でコンパクトで魅力的でした。
お城も良いのですが山もよく見えますよ
恵那山はもちろん、笠置山も赤い橋二本の向こうに綺麗に見えますし、晴れていたこの日は中央アルプスもちょこっと見ることができました。
ぜひまたご覧になってみてください。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する