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2023年06月16日 09:13バリルート全体に公開

バリエーションルートにおける予見不可能な危険

バリエーションルートに限りませんが、山歩きには幾つかの危険が伴います。

1.フラッシュフラッド
予期せぬ雨が降り、急流や洪水が発生すると、川や渓谷が危険な状況になります。
2.崩壊や崖崩れ
地震、土砂崩れ、気象の急変により、土砂崩壊や崖崩れが発生する可能性があります。
3.野生動物との遭遇
クマなどの野生動物との遭遇では、特に母獣との遭遇や餌を求める動物との遭遇は注意が必要です。
4. 道迷い
初めて歩くルート、未知の山域などでは、道迷いが起きる可能性が高まります。

これらの事象は、ある程度、危険を予見することができますが、現地において、不意に危険と直面することもあります。
以下は、私自身が「予測困難な危険」と感じた事例です。
【写真1】朽ちた木橋(奥多摩の越沢支流)
 〇前後に対岸へ渡るのに適した場所はなく、木橋の強度を確かめながら、慎重に渡りました。
【写真2】残雪の急斜面(上九一色、岩谷峠・地蔵峠間の横沢)
 〇ステップを切りながら、まさかの残雪とそれに続く落ち葉の急斜面をトラバースしました。
【写真3】頭上にスズメバチの巣(友沢の巨岩帯)
 〇ふと見上げるとスズメバチの巨大な巣がぶら下がっていて、静かにすばやく通過しました。

これからも体力が許すかぎり、バリエーションハイキングという、野性的な遊びを続けたいと思っていますが、いま改めて、緊急事態への備えとともに、自分の能力と限界を正しく評価し、無理な行動は慎むべきと肝に銘じています。
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