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翌朝、滝を見上げて、登り返す事を断念。左岸の急斜面を登り、昼過ぎにコースのある尾根に復帰して、鳳凰小屋に転がり込んで、もう一泊となった。小屋番さんと、夕食後、語りあうなか、「お前ら、高校生か!」との一言。今も鮮明に耳に残っている。
それから2年後は、極めて慎重にこの山行計画をたて、登山した。コースマップを手書きする事は、コースが通る尾根や谷、峠や鞍部を認識し、頭に入れるのに役立つ。アプリでは、しょっちゅう確認してしまうが、アナログのなせる技である。
食料も質素、バーナーはガソリンバーナーのホエーブスと、白ガソリンだ。テルモスとは、Thermosの魔法瓶(ガラス魔法瓶)の事である。
※沈黙時間とは、遭難者からの救助をキャッチするために。特定の周波数で決められた時間にトランシーバーをオンにして、耳を傾ける、救難活動。当時、トランシーバーを携帯するパーティは多く、山小屋でも励行されていたが、トランシーバーの性能は低かった。
★当日記は、おじさんの昔話を集めて「懐古録」と名付けて全体公開しています。同年代の方は共に懐かしんでいただき、若い世代の方は、年寄りの自慢話だと読んでみてください
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