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その日のうちに、中岳3084m、大喰岳3101m、槍ヶ岳3179.7mと、3000m峰、4座に登り西鎌尾根を辿って双六小屋(C3)に達した。槍ヶ岳山荘からの頂上往復の時に小屋で聴いたユーミンの「やさしさにつつまれたなら」が、今も耳に残っている。
その後、山行を重ねるうちにピークの数が増えて行ったが、1984年8月下旬から9月にかけて行った、南アルプスほぼ全山縦走(聖岳~北岳)を終えて、残り3座となっていた。その後、1986年に富士山、1990年に乗鞍岳に立った。ラスト2の乗鞍岳から35年ぶり、最初の南岳からは実に47年をへて今月7月27日に御嶽山に立ちたいと、いまワクワクしているのである。
山は人それぞれだと思う。3000m峰全山踏破はある人にとっては、簡単な事かもしれないが、私にとっては、47年をタイムマシンで振り返るような、豊かな思い出の時間を与えてくれているように思う。思い出は年を経るほどに、かけがえのないものになっている。さて、今月3000m峰全山踏破なるか?
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