滋賀県の動物写真家の須藤一成さんという方が撮影したという「熊(ツキノワグマ)が狩猟を行う姿」がANNnewsCH(YouTube)にアップされていました(https://www.youtube.com/watch?v=m6u_4s1tJfU)。
「出会い頭に、驚かせると人も襲われる」とか「多くの場合、木の実などを食べている」といったイメージとは違って、こんな風に獲物としてロックオンされたら、人間などはひとたまりもないですね。この中で須藤さんは「熊の嗅覚は侮れない」とも言っています。なんとなく山に登って、何事もなく下りてくる途中で、知らず熊の方から遠ざかってくれていることも、少なからずあるのかもしれないとも思いました(熊鈴の効果だけではなく)。動画ではカモシカの成獣ではなく、(小さな)子供を狙った、とあります。立って歩く人間の姿は、熊から見るとどのように映っているのでしょうか?「分が悪い」と、思われていればいいのですが。WWFジャパンのHPでは、「熊は2000万年前に肉食の大型猫類から分化」して雑食となったために、広い地域に適応して生息可能となったとあります。木の実をすりつぶす臼歯が発達した一方で、鋭い牙が衰退しないのは、気候変動などで木の実の不作などが起きた時に、一定の頻度、間隔で狩猟をしてきたからではないかと、素人ながら考えてしまいました。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する