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師匠のザックは重かったけど、長く活躍していたのに。軽量化が進んだ自分のザックは耐久性が低いのか。
ザックは35と55?を2つ所持。やっぱり思入れがあって、大切なもの。まだ破れた箇所以外問題ないと思っている。
神保町の登山用品店に足を伸ばす。
お店の方に相談し、リペアテープを購入。
内側から貼る方法を推奨された。荷物の出し入れで剥がれる可能性も残り、あくまでの一時的な処置。それでも800円で相棒が機能してくれるならとっても嬉しかった。
帰り道、豆虎というコーヒー屋さんで一休み。
趣味で豆とグレードと焙煎と、その味を少し想像して飲む事があるのだけどさっぱり分かっていない。軽いって言ってたけど重く感じた。まろやかって言えば酸味はなかった。けどフルーティって香りのこと?
今回も、何も考えない方が、美味しく楽しめた。
道の反対側には古書店街、悠久堂がみえる。
山岳図書が並んでいると何時ぞやの記憶が思い出された。鳥海書店も昔、仕事の会話で聞いたけど見つからなかった。
折角という文字どおり
コーヒーが飲み終えたところで横断歩道へ向かう。山岳関係の蔵書は2階だった。
山岳会の冊子から山小屋の日誌など貴重かつマニアックな平積みを横目に
書架には父の興味がありそうなtitleばかりで、特に野生の蘭に関する専門書がこれほどあるとは驚いてしまった。
まだ見ぬ高嶺の花を求めているらしいから、値段も確認しておいた。可愛い数字ではなかった気がした。
次元が異なるが、最近高山植物への興味が自分に芽生えていた。
父からコマクサが咲いてたかと聞かれた際、
本当に分からなかったからだ。
ロープで保護されていた内側には何が咲いていたんだろう。
今まで、随分勿体無いことをしてきた気持ちになっていた。父がわざわざ重いカメラを持ち山に入る意味すら。
ピークハントじゃないって、山には未だ知らない楽しみが溢れているのだろう。
ゆっくりとした自然の流れに身を置くと
いつも受信できる情報がない分、忘れている様な感覚〔ぞくっとする緊張感も〕や想像力が広がる気がする。
目についたお花はとりあえず写真を撮ってみることにした矢先の書店であった。心中に刺さる、八ヶ岳の植物を冠したオールカラーの本を300円で発見してしまった。
入門編として歓迎したい薄さだった。
読みたい本は古本でいいんだよ、というかつて聞いた師匠の言葉。
夜、購入を見送ったことまで、電話で報告したら良いじゃんっと背中を押された。
本、結構ボロボロだった。
でも近々また行ってみよう。
※運命とか必然の類いを言葉にする人間をオワコンの如く見ているのだが、見知らぬ人とのすれ違いが多い世界を思えば、出会える事とは本当に不思議な事と思う。
山の絵画も素敵だったなぁ。
さてさて
仕事の勉強、ちょっと躓いているところ
どうにかどうにか進ませねば
山でいえば、自分でビバークする術を身につけたいな。こちらもちっとも進んでない。
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