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自分が住んでる静岡県側は7月10日から山開きです。
という事は、7月9日までは、マイカー規制が無く、昔の様に5合目まで車で登れます。
そこで先週は5合目の駐車場に車を停めて、車中泊しながら、4日間、富士山を登り返しました。
夏に北アルプス縦走したいけど、この歳で何日も山小屋に泊まりながら歩けるのだろうか、、最近話題の血中酸素飽和度はドウなるんだろう、、と思い、そうだ!パルスオキシメーター持って富士山行ってみよう、、と。
家から40分だし。
毎日頂上まではキツイので、8合目の雪渓までの登り返し、ついでに宝永山も。
何とか無事に4日間のトレーニング終了。
血中酸素飽和度は、面白い結果に。
平地では98前後
5合目駐車場では、4日間通して、92前後。
日数が経つと98に戻る、、と言う事は無く、ずっと同じ様な値。
2日目からは気分も爽快だったので、体の方が酸素が薄い血液に順応する、、という事か。
アト、高度を上げるに従って血中酸素飽和度は下がる。
5合目2400m 92
3000m 87
3400m 80
という様な値でした。
この数字の信憑性は?
なんせ4000円のパルスオキシメーター、、ですので。
静岡県側の5合目は、駐車場が沢山あって、平日なら、極めて静かに車中泊出来ますよ。
神々しい静寂さと、澄んだ空気。
平日の登山者は20名ぐらいでしょうか。
朝4時から6時に登り始める人が多いです。
やはり午後は天気が安定しないので午前中に勝負したいですよね。
最終日、土曜日の朝起きてビックリ。続々とマイカーが。
午前中に上の段の駐車場は満車に。
あ、アト、落石に注意して下さい。
車中泊する時も、1番上の登山口付近ではなくて、Uターンした1段下の駐車場が安心です。
mountriverさん、初めまして!
2年前、キリマンジャロ(5,895m)に登った時、下掲のようにキャンプ地に着くたびにガイドが酸素飽和度と心拍数を計測してくれました。基準値を満たす場合だけ登頂が許されます。
日程 標高 酸素飽和度 心拍数
1泊目 2,650m 89 92
2泊目 3,850m 82 106
3日目 4,600m 79 115 高度順応地
3泊目 3,900m 84 110
4泊目 3,995m 91 105 →酸素飽和度高過ぎ。測定タイミングの問題?
5泊目 4,673m 80 110 → この夜、山頂アタックへ出発
標高を横軸にして酸素飽和度、心拍数との相関グラフを作成すると、4泊目の酸素飽和度を除けば、決定係数(R2)が酸素飽和度で0.9453、心拍数で0.8826となり、かなり高い相関があることが分かります。
また、酸素飽和度と心拍数もR2=0.8413とかなり良い相関を示しました。
>5合目駐車場では、4日間通して、92前後。
>日数が経つと98に戻る、、と言う事は無く、ずっと同じ様な値。
>2日目からは気分も爽快だったので、体の方が酸素が薄い血液に慣れる、、という事か。
➡酸素飽和度は単純に標高によって左右され、酸素不足を心拍数増加で補っています。二日目で体が慣れるとは、前日よりも少ない心拍数(の増加)で補ってくれるからではないでしょうか。
>この数字の信憑性は? 4000円のパルスオキシメーター、、ですので。
➡mountriverさんの酸素飽和度もR2=0.9562とかなり高い値でした。
なので信頼して良いのではないでしょうか
ちなみに現地ガイドやポーターの場合、高地でも酸素飽和度90以上、心拍数60台でした。体質、生活環境、訓練度などの違いだろうと思います。
なので標高の高い山小屋に長期滞在されるスタッフさんたちの酸素飽和度や心拍数は、我々普通人とは違う挙動を示していることが想像されます。
コメント有難う御座います!
なるほど、なるほど!!
自分も元理系なので、最小二乗法とか相関係数とか勉強した“記憶”は有りますが、咄嗟にこんな計算は出来ません。
でも、そうなんですね、通常は標高と相関が有るのが普通なんですね。
測定値もそれなりで、安心しました。
実は、今年の冬に唐松岳(2700m)で計測した時も85位でした。
この時、ドピーカンの青空で、普通に計測するとエラーで測定不能。
ザックの中に手を突っ込んで、日光を遮断すると計測できました。
よって、計測値が正しいかドウか、自信ありませんでした。
ikomochiさんのプロフィール拝見しました。
凄いですね!
自分も右膝に古傷持ちですが、部品交換は出来ないので、ユックリゆっくり、これからも山を楽しみたいと思います。
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