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昨年、退職をきっかけに山を再開し、小屋泊で北アルプスなど周りましたが、
やっぱりテン泊への想いは断ち切れず、10月から準備し、練習し、遂に厳冬期の八ヶ岳へ。
(今までの顛末を末尾に載せてますので、宜しかったらご覧下さい。)
今回のザックの重量
冬山フル装備になったので、今回の重量は水を入れて22kgに。
前回、20kg担いだ感じでは、担げれば重量は恐らくオッケー、
最大のチャレンジは、担ぐまでの動作。
この動作で肩を壊しそうなので、段差や膝を使って事前練習しとこう、、。
何処に行こうか?
前回のテン泊は唐沢鉱泉ー黒百合平まで、標高差約500m。
500mはキツかったけど、アトチョットは登れそう、
冬靴で歩き易い所がイイな〜、
水場と綺麗なトイレも欲しいぞ、、
寒くて雪も必須だな、、
と言う事で、
美濃戸口ー赤岳鉱泉に決めました。
標高差は約700m。
22kg背負って標高差700mか、、キツそう、、
山にも登りたいので、無理せず2泊で、
初日 美濃戸口ー赤岳鉱泉
2日目 赤岳鉱泉ー硫黄岳
3日目 赤岳鉱泉ー美濃戸口
よし、コレでGOだ!
標高差700m
事前の予想よりキツかった。
特に、美濃戸口ーやまのこ村迄は4駆だと登れるので、
ハーハー歩いていると後ろから来る車に抜かれる、、
くそ〜と思いながら登る1時間は、精神的にも辛かったぞ。
やまのこ村ー赤岳鉱泉は林道、沢沿いの歩き易い道。
雪で石や岩が隠れて、とても歩き易かった。
ここでの課題は、サーモスをザックに入れてたので、
お湯を飲む度に22kgのザックの上げ下ろし、、。
次回はサーモスをショルダーベルトに付けられる様にしとこう。
寒さ
美濃戸口で車の温度計で既にマイナス13℃、オッ、いい感じだ!
テント場はモンベルの小さな温度計で明け方マイナス20℃ぐらい。
何もかもがすぐに凍る。
テント内に銀マット、ウレタンマット、モンベルのコンフォートパットを敷いて居たので床の断熱はGood!
スリーシーズンシュラフにシュラフカバーを被せて、全部着込んで潜り込む。
前に北海道陸別の人間耐寒コンテスト(-25℃)に出た時と同じやり方。
寒さは全然大丈夫だったけど、吐く息で、インナーテントと顔周りの結露(結霜)には参ったなあ。
朝起きたらシュラフやシュラフカバーが真っ白。
食事
ジェットボイルマイクロモ+サーモス2本+コップ1個が調理器具の全てなので、
砕いて持って行ったチキンラーメン、アルファ米、カロリーメイト、フリーズドライ汁など。
アト、酒とツマミ、ハム、チーズ、野菜はピーマン4個。
ピーマンは速攻で凍って、シナシナに。でもフレッシュで美味しかった。
お湯だけで食べれる、もっと美味しいモノは無いんだろうか、、?
ちなみに、ジェットボイルのOD缶は、プロパン(ー40℃まで)とイソブタン(ー10℃まで)の混合。
マイナス10℃以下の屋外で使うとプロパンが先に無くなり元気が無くなる。
換気したテント内に持ち込めばイソブタンでもオッケー。
事前にテストした結果、500cc沸かすのに5g〜8gのガス消費。
ガス缶は正味100gなので、1缶でかなりのお湯を沸かせる計算。
実際、今回のテン泊2泊でのガス消費は50gでした。
テントの寝心地
いやあ、良かったなあ〜。
狭くて、寒くて、風でテントがシバかれて、
布切れ一枚で自然と共存している感じ。
あーー、コレコレ、この感じ、コレだ〜!
生きてる、山に来てる、、
重い荷物を背負った甲斐が有ったなあ!
作っていった竹ペグもバッチリ。
2日目の硫黄岳へは快晴無風の登り。
雪が深くて大変だったけど、
赤岳も荘厳で息をのむ綺麗さ。
やっぱり、山は冬がイイ、
やっぱり、テン泊も、冬がイイぞ!
**********過去日記**********
加齢、、と、、登山
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テン泊したいなあ、、、加齢とテン泊
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テン泊するぞ、、、加齢とテン泊(その2)
https://www.yamareco.com/modules/diary/548969-detail-254005
テン泊したぞ!、、、加齢とテン泊(その3)
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