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前日20時から絶食し、手術当日4月19日の朝7時に腸管洗浄剤を準備、大腸内を洗浄する薬剤ですが、2Lを200mLずつ15分間隔で約2時間掛けて飲み干します。1時間位すると便意を催し飲み終わり、便が透明になった事を確認します。東上線とJR川越線を乗り継いで高麗川駅からバスで病院へ、すぐ受付して血圧検査と手術前最後の問診と誓約書に署名します。専用衣に着替えていよいよ内視鏡手術室で主治医からの説明、ベットに横になって肩に注射後手術が始まりました。内視鏡が映す画像をリアルタイムに見ながら医師の説明と看護師さんから頑張ってね!の激励を受けながら約1時間10分、医師と看護師が協調して真剣にガンと闘って下さりました。大学病院なので研修生の見学も同意しました。約10mmのやや大きなポリーブはEMRという粘膜切除術という方法で薬剤(私は過度な食物アレルギーがあるため特殊薬使用)を粘膜の基部に注入して輪(スミア)でポリーブを捉えて高周波電流で切除します。私は大腸内に内視鏡という異物が入っている違和感と僅かな不快感があるだけで痛みは全くありません。大腸に神経がないため痛みを感じないのです。
今日ポリーブが切除しきれない場合は4月29日入院、30日開腹手術になるところでしたが、切除手術が成功しましたとの事、流石名医だと思いました。切除したポリーブは病理検査でガンの深さの判定が行われます。現時点ではステージは不明です。大腸のポリーブを切除しているため出血があるため止血処置をされました。
すべて終わって主治医から術後の説明と病理検査結果の説明のため再来院を云われ、5月2日に予約を取って下さいました。その日にステージが進んでいるのが確認された場合は、入院となり外科医による物理手術となります。ただ先生はその可能性は低いとの所見でした。
術後の説明を看護師さんから受けて、最後に胸部レントゲンを受けて精算して少し休憩してから高麗川駅行きバスで帰宅しました。
2週間の間はお腹に力を入れるとか登山を含めて運動も禁止、入浴は最初の2日間はシャワーのみで温泉、サウナも禁止、食事は出来るだけ消化の良い物を、アルコールは血行が良くなり出血の恐れがあるため禁止となります。もともと一滴もアルコールが飲めないため問題ないですが、ゴールデンウィークに山とかお出掛け出来ないのが辛いです。
ともあれ心配事だった内視鏡手術も無事終わったのですが、まだ完全に克服した訳ではないので、しばらくは最後の結果が分かるまで気分的に落ち着かないですね。
延々と長くなってしまいましたが、実体験レポートさせて頂きました。
皆さんも是非検査して下さい。全く症状が無い間にガンは進行しているかも知れません。
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