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9月になれば「登れるくらいに」涼しくなってくると思っていた。
実際涼しくなってきたものの、今度はウイルスか何かに感染したようで、半月ほど、体が火照るし、関節が痛くなってきたりで登山する気持ちにはなれなかった。
おそらく、高温の為に疲労が蓄積して、抵抗力が落ちた結果、こんな状態になるのだ。
自分では「暑さに強い方だ」と思っていた。しかし、今年の暑さはこれまでに経験した種類の暑さではなかった。
気温が高くても、湿度が低ければある程度耐えられる。しかし、気温が高い上に、湿度が極めて高い状況が、一か月以上も続く状況は予想していなかった。
かなり体に負担がかかった。
登山している時は、休憩すれば涼しいのだが、今年の暑さはじっとしていても体の熱が外に出ていかなかった。
体温が蓄積することで、炎症が起こりやすくなっていたのであろう。
これから毎年、こんな夏がやってくるかと思うと、いやになってくる。
原因はわれわれが排出したCO2による地球温暖化だという。
CO2を酸素に分解してくれるのは、植物である。
山の木々を大切にし、少しでも自然を破壊しないようにしよう、と心から思った。