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そのため、日本海側の山ではまだ残雪が多く、山開きを延期するところもあるようだ。
北アルプス、新潟では遭難事故が相次いでいるが、やはり残雪の影響だろうか？
この間行ってきた山でも、道路わきには２ｍはあろうかという残雪が残り、固いのでショベルカーで除雪されていた。ブルドーザーではたぶん歯が立たないくらい、ガチガチの雪なのである。
そして気温が上昇すると、融雪によって土砂崩れが起こっていた。
落石もかなり落ちていた。
近年の今の時期としては、珍しい状況だと思った。
登山者にとっては残雪は楽しい季節であるが、やはり雪があるという事は、普段の山とは違う注意が必要になってくる。
軽アイゼン、チェーンスパイクなどの装備は必携で、場所によってはピッケルも必要であろう。
今の時期は急激な気温の上昇で、特に残雪があるとスリップ、踏み抜きが多発する。
冬山に準じた装備は、まだしばらく必要であろう。
