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甲州か武州だったか?一揆があった。
始めは 理を尽くして年貢の支払い猶予を願い出るものだったが、人々が集まり 膨れ上がると 統制も無くなり 暴徒の集団となって、お大尽の屋敷を襲撃するようになる。
ある若者が 奉公先の主人の使いで 馬に荷を積んで出掛けたところ 運悪く 集団に鉢合わせ、混乱のうちに 馬も荷も失った。
途方に暮れるうちに、郷里の先輩に会った。
「おう、お前もいっしょに来い。」
しばらくして、明日 自分の主家を襲うと知った若者は 仰天し、夜半に注進に訪れた。 仲間のもとに戻る前に、門の付近だったかに有った大きなスズメバチの巣に石礫を投げた。
巣を壊されて💢怒り狂ったスズメバチが 当日暴徒を撃退したという。
事が納まって 主家を救った事情などを認められた若者は 罪を軽くされたという記録が有るらしい。
元ネタが漫画みたいで 井伏鱒二の筆力でも 小説に仕立てるのが困難だったか?作品になったのか 聞かない。
当時のとんでもない税金が記されている。
窓運上と言って 庶民が自宅に窓を設けると税を掛け、たまりかねて 窓を塞ぐと窓塞ぎ運上を取り立てたと言う。
チンピラに因縁を付けられ カツアゲされたようなもので、一揆も起こると感じる。
だけど 現代人も笑えない。
ガソリン税に消費税を掛けられるなんて けったいな話で、後世の人に笑われそうだ。
「昔 日本と言う国では税金に税金を掛けられたらしいぞ!」
「それで 一揆にならなかったのか?」
もし 今一揆が起こったとしたら、庶民が最初に襲うのは?
企業なら◯◯、個人なら・・・
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