先日、南房総へ魚の買い出しを兼ねてツーリングに行った時、ちょっと疲れて休憩していたら、250ccのスクーターに乗っている人に声をかけられた。
自分と同年代の人だった。
自分「そうです・・・たしかもう35年ぐらい前に買ったんですよ」
相手「そうですよね。それくらい前のバイクですよね。いや〜懐かしいなぁ」
自分「もう13万km越えちゃって・・・配線がだいぶ劣化したみたいで、最近は電気系統のトラブルが多くて」
相手「そうですか・・・お互いに限定解除に苦労した年代ですよね」
自分「そうですね。昔は750(ナナハン)ライダーっていう漫画もあって面白かったですよね」
相手「そうそう!主人公の早川 光、カッコ良かったですよね」
自分「あまり大きな声じゃ言えないけど、若い頃に失業していた時期があって・・・その時このバイクで日本一周もしました」
相手「日本一周!すごいなぁ・・ちょっとこのバイクの写真、撮らしてもらっていいですか?」
自分「どうぞどうぞ、こんなバイクで良ければ」
・・・お互い初対面なのに、ここまで会話が弾むからライダーというのは面白い。
相手の人は昔は都内に住んでいたが、最近になって南房総に移住したのだという。
自分「このあたりは魚は美味しいし、野菜は安く売っているし、気候は温暖だし、いい所ですよね」
相手「そうです。最高ですよ」
このバイクに乗っていると本当によく話しかけられる。
ライダーだけではなく、4輪ドライバーからも「懐かしい」と言われた事が何度かあった。
実は750ccのバイクに乗るようになってから、初めて250ccのバイクの良さが分かるようになった。
軽いから取り回しも楽だし、燃費も良く、回せばそこそこ速く、狭い峠道を走る時は大型バイクより楽で、未舗装の林道でも躊躇せずに走れる。大型バイクのように立ちゴケする心配もさほどない。
もちろん大型には大型の良さがある。
あの圧倒的な加速感や重いが故の安定性、高速道路を走る時は大型に軍配が上がる。荷物もたくさん積める。
相手「じゃあ気を付けて」
自分「気を付けて」
相手の人とは20分ほど会話しただろうか。
登山でも出会った人と会話する事がよくあるが、登山もバイクツーリングも同じ釜の飯を食う戦友同士のような感覚になるのかもしれない。
楽しい会話の後は疲れも吹き飛んだような気がした。
35年選手のバイク、これからも大事に乗り続けよう。
年齢へ私より一回りほど上ですね。
私も250ccに始まり上へ、上へと限定解除に苦労して750cc、そして1100ccと乗りましたが訳あって一生乗り続けると思ったバイク、用品を全て手放しました。
そして15年ほど経過してふとバイクに乗りたいと、半分衝動買いでしたが250ccを買いました。
一年目こそ1000kmも乗りませんでしたが、最近は昔乗っていた頃よりも、バイクに乗るのが楽しくて仕方ないです(笑)
殆ど高速は使わないツーリングですが、いつかまた北海道を走ってみたいです。
因みに今の愛車は09年式のVTR250です。
お写真のVTの子孫ですね😄
長文失礼しました。
大山に行かれた時の写真、拝見させていただきました。VTRにお乗りなんですね。
自分も以前はよくVTで登山口まで走り、登山を楽しんでました。
いつも整備や修理をしてもらっているバイク屋さんのスタッフに聞いたのですが、この年代のメイド・イン・ジャパンのバイクは、今ではもう手に入らないそうです。だから大事にした方がいいですよと。
大型バイクもいいですけど、自分には250ccのバイクが一番合っているような気がします。
お互いにのんびりと安全に、末長くバイクライフを楽しみましょうね😉
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