「ボイジャー2号の通信が回復」
という記事が載っていました。
えっ?ボイジャーって・・
そういえば、ボイジャーは木星、土星、天王星、そして海王星の素晴らしい写真を地球に送って来た事を思い出しました。
木星の衛星が噴火した瞬間、まるでレコードのような土星のリング、青く美しい海王星・・
それらの写真を驚きながら見たのを覚えています。
調べてみたらボイジャー2号が打ち上げられたのは45年前。それが今でも稼働しているのだから驚きます。
現在は地球から195億km離れた宇宙空間を秒速18kmで飛行し、今なお地球と交信しています。
何だかあまりにもスケールが大きくてピンと来ませんよね。
そういえば他界して久しい私の父親は、戦後に米軍の進駐軍でお偉いさんの専属運転手をしていたらしく、米国製品の話をよくしていました。
アメ車はパワーもあり、品質が悪くてすぐに油漏れを起こす日本のクルマとはまるで違うと。
飛行機も墜落した米軍機を調べてみたら、エンジンの工作精度が日本のそれとはまるで違い、プラグも清掃不要な白金プラグだったそうです。
こんな国とケンカして勝てる訳がないと、父親はよく話していました。
ところでアメリカの惑星探査機には音楽、人間の言語などが録音されたレコードが搭載されています。
これはいつの日か地球外文明がこれらの惑星探査機を発見・回収した時のために搭載されたようです。
しかしこれらの惑星探査機は特定の星団を目指して飛行している訳ではなく、地球外文明に発見・回収される可能性は限りなくゼロに等しいと言われています。
1974年、プエルトリコのアレシボ電波天文台から、2万5千光年離れた星団に向けて、5分間メッセージが送信されました。
これはアレシボ・メッセージとして有名です。
しかし仮にその星団から返事があったとしても、地球に届くのは5万年後になります。もうその頃には地球は存在していないかも知れません。
ではなぜ、もっと近い星団に向けてメッセージを送信しないのか?
その理由の一つに
「恐怖」
があるからだと言われています。
地球外文明の行動基準が分からず、SF映画さながらに地球が侵略されるのではないかという恐怖があるからだそうです。
もし地球外文明の存在が確認された場合、地球からの呼び掛けには国際的な取り決めが必要であるとの議論もされたようです。
今は亡き米国の天文物理学者、カール・セーガン博士はUFOの存在には否定的です。
しかしUFOの存在を信じない天文学者が、UFOからの攻撃を恐れるというのも、面白い話ではありますね(=^ェ^=)