当初この本の題名を目にした時、随分長ったらしい。ファンなら誰しも何のこっちゃと思ったろうな。話題作、村上春樹の本は読むことにしているのでまず読もうと。最寄りの市の図書館でネット予約、8ヶ月後に手に入れた。
そこで本のタイトルの意味、なるほどど明確に分かった。検索するか読まないと題名の隠された秘密の解読は難解。5人の男女の入り組んだ青春恋愛もの、多崎つくるは人の名前、「巡礼の年」クラシック音楽に縁する人ならわかる。後の4人の若者は色の付く姓名を持っている。そこで,「多崎つくる」姓名に色がないと。
タイトルは込み入ってるが、内容は村上春樹流の露骨な性愛描写も要所要所にあり、すんなりと読めたな。彼は今年もノーベル文学賞にもなったが、ハズれると一気にマスコミの話題から消えた。メディアも銭にならないと思ったのだろう。
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