東京都は4/01から市区町村別の感染者数を公表してます。住んでいる地域の状況を知るのは日々の生活に(そしてフラフラ出歩く為にも)重要ですから、日々追ってました。東京(除く島嶼部)を五つの地域に分け、人口1万人当りの一週間の新規感染者数を毎日見てました。
私の住む立川以西の市町村の5/10時点の値は、一週間で0.025人/万人。一時は0.21人/万人まで行きましたから、1/10位まで下がって来てました。そろそろ出かけても良くなるレベルだなと思っていたら。
元々、調査中で市区町村に割り振られていなかった感染者が552人。更に漏れや重複が100人規模でいたと発表があり、5/12以降分では、それらの修正と調査中だった人が一気に各市区町村に割り振られ始め、調査中が5/14には24人に減り(各市区町村分は、この4日ほどで528人が増えた訳です)、新規感染者以外に修正感染者が前者の10倍発生する事態。地域別では増えた感染者が新規なのか過去分の修正なのかサッパリ解らなくなりました。23区内はかなり大規模に修正され、見た目、大量に感染者が増えた状態。市町村も軽微ではあるものの全く無関係ではないようです。
立川以西の奥多摩を含む地域では5/14は0.038人/万人。5/13に3人増えてますが、この日は都全体で新規10人で、市区町村別集計では計49人増えた事になってます。市区町村別に39人が修正して計上された訳です。この地域に新規感染者が3人いたとは思い難い。ですが1人もいなかったとも言い難い。立川以西の地域は人口約160万人で、一人新規発生で0.0063人/万人変わります。3人は0.02人/万人以下を見ていると大きな影響です。
個人的は一週間で0.02人/万人を切ったら公共交通機関利用や行く地域に制限を付けてお出かけ再開。一週間当たりの新規感染者発生率が減るにつれ、制限を緩めて行くつもりでしたが(立川以西一週間で3人、2人、1人、0人の4段階で制限を緩めて行くつもりでした)、肝心の新規感染者数が良く解らなくなってしまった。困ったなぁ。
まぁ、しょうがない。一週間は食料買い出し以外の外出自粛継続で、地道に変化を見て行きます。が、今調査中の24人の中にこの地域の人がいたらまた増えちゃうなぁ…。
P.S.
ちなみに23区内と市町村では人口当たりの新規感染者数は結構変わります。まだまだ23区内はお山がどうこう言える状態とは思いがたい。日々新規感染者が発生しているのは確かですから、日によっては新規”0”の地域とは異なります。皇居周囲のジョギングや多摩川下流や荒川河川敷のお散歩リスクは、立川以西の都内で生活が閉じている人が奥多摩に行くより高いとしか思えません。
P.S.-2
まぁ、次から次へと感染者が発生していた時には、東京都の集計能力が追いついていなかったのは確かですね。漏れが出たり、調査中が増えて行く一方だったり。詳しくは書きませんが、退院者数(含死亡退院)の日毎の推移を見ていると興味深いです。医療崩壊していたか寸前だったのではないかと思われるような変動を示しています。そっちも集計が追いつかなかっただけかも知れませんけれど。5/12の一日で723人(実に累計感染者の14%)が治って(或いは亡くなって)退院できたなんてあり得ないでしょう。単に宣言解除だけ見ているだけでは危うい。行政のやってることも全幅の信頼は置けません。これもある意味命がかかっていますからね。しっかり見ていないと自己責任は負えませんぞ。
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