ようやく9/20~26の東京都の「戦略的検査強化事業」(駅前や繁華街など、人の集まるところでPCR検査希望者を募り、その陽性率を調べるもの)の結果が出ました。巷の流行状況を知る良い指標と思って見てます。それと、同じ週に都民の何%が新規陽性者になったかを比較すると
期間、 戦略的、新規陽性者、戦略的÷新規陽性者
7/19〜7/25:0.146%、0.074%、1.99倍
7/26〜8/01:0.248%、0.157%、1.58倍
8/02〜8/08:0.452%、0.204%、2.22倍
8/09〜8/15:0.445%、0.216%、2.07倍
8/16〜8/22:0.736%、0.239%、3.07倍
8/23〜8/29:0.690%、0.191%、3.61倍
8/30〜9/05:0.513%、0.129%、3.98倍
9/06〜9/12:0.286%、0.070%、4.08倍
9/13〜9/19:0.204%、0.041%、4.96倍
9/20〜9/26:0.157%、0.018%、8.54倍
う〜〜ん。急に乖離が大きくなったなぁ。巷には実に新規陽性者の8.5倍の感染者がいる計算になる。いくら何でも多すぎる気がする(23626人検査して37人陽性なので、検査数が足りずに結果の信頼性がないって事はないと思いますが。サンプリングが適切ではないのかなぁ?)。でも、都のHPにこれが出ているから信じるしかない。後日、修正される可能性はあるそうだけれど。
これを信じれば、9/20~週は、都民640人いれば、一人はPCR検査陽性になった計算。好天の休日に人気のお山に行けば、絶対に一人はPCR陽性になる人に出会うだろうという数。一方、新規陽性者の方でみれば、5460人に一人。5000人に一人未満なら充分許容範囲だけれども、640人に一人はチト多いなぁ。(小生、公共交通機関を使わないと、お山に行けない身です。山中よりそっちが問題。)
一方、地元、昭島市の流行状況はというと、一週間で人口一万人あたり1.87人の新規陽性者発生(10/02発表値)。これは都内市区町村で四番目の多さ。新宿、渋谷より多い(東京全体では1.13人/万人/週)。新規陽性者数の減りが遅く、段々順位が上がって、ついに銅メダルを窺うまでになってしまった。これでは、もらって帰って来るよりも、持って行って置いてくる可能性の方が高く、お互い様とは言い難いではないか。よそ様の市区町村には行きにくい。(福生市とあきる野市はお互い様と言えるレベルなんですけれどね。)
ワクチン接種率は、一回接種が70.4%、二回接種が59.8%(10/01公表値)。まだまだ一回接種率が飽和しつつある気配がなく、希望していても接種出来ない人達が結構いる様子。これまた、俺は二回接種済だから...とは言い辛い。(むしろ、接種している人の方が、気付かずもらっている可能性が高い気配なので...。そうでも考えないと、2~3倍位だったのが8倍になるとは思いがたい。)
何かまだ自粛してろ。精々、お散歩の延長くらいにしておけって言われている気がするなぁ。という訳で、お山は様子見。来週はお散歩の延長で足慣らしレベルしか出来そうもない。次(9/27~10/03)の「戦略的」の発表は10/08(金)の夜。昭島市の感染状況は毎日更新。来週は戦略的は0.1%以下、昭島市は都の平均程度に下がって欲しいなぁ。こんな事を言っている間にリバウンドが来なきゃいいが。
P.S.
東京都全体の新規陽性者が、表では0.018%で、下の記述では0.0113%なのは、時期がズレているのと、前者は都民以外の都内で陽性判明した人を含み、後者はそれを除いているためです。最近では、都の発表する新規陽性者数の10%位は、他県の人が都内で陽性判明したものです。勿論、逆のケースもあるでしょうが、それは調べていません。多分、わからないと思います。
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