ヤマレコの記録を書いていて思ったことだが、日本の季節は現在一つ増えて五つになったというべきではないだろうか。秋・冬・春・初夏・そして盛夏の五つだ。
近年日本では「夏が長くなって四季がなくなった」などと言われる。だが、短くはなってもやはり秋と冬と春はある。暦の上での夏(5月〜7月上旬)が初夏となり、暦の上での初秋(7月後半〜9月前半)が盛夏となっている、と考えたならば、いまの日本の季節感をよく説明できないだろうか。初夏は前半が快適に暑くて、後半は大雨が降る。盛夏はヴィヴァルディ四季の『夏』楽章のように、あまり嬉しくない暑すぎる季節。
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