金峰山は、40年以上まえの高校生のとき地元のハイキングクラブの山行に参加してチャレンジしたことがある。奥秩父の銘峰に登るというのでワクワクして参加した記憶がある。時期は五月の連休のときで長野県川上村の川端下から入山して、金峰山小屋まで来たものの、山頂付近は凄い風雪でリーダーの判断で頂上へ登るのは断念された。そのまま下山し富士見平小屋まで降りてきて夕刻となり、そこで泊まって翌朝、韮崎?経由で帰ったのが最初。その後、小屋で事件が起こったのを知って複雑な気分だったのを覚えている。それから、金峰山に登る機会は無く、高校では地学部の先輩たちと天体観測やケイビングの部活動として北アルプスや奥多摩、奥秩父の山に登ったものだ。今から思うと、山岳部に入っておけばよかったかもと、ちょっと後悔することもある。ちなみに、当時はチロルハット、山シャツ、ニッカーズボン、ニッカーホースにキャラバンシューズ(上級者は革靴)というのが定番のスタイルで、秋葉原にあったニッピンですべて揃えた。
話しを戻すが、金峰山に初めて登ったのは、10年前。いわゆるズル金ルートだったが、それまで大弛峠にはクルマで何度も行っていたし、一面レタス畑の川上村まで林道を下ったこともあったので、それほど違和感無く峠からピストン。
そして金峰山の頂上に着いて、まず目に入ったのが五丈岩だった。その巨大な存在感と登ってみたくなる衝動。が、しかし、近くまで行ってみたものの、当時の自分の技量(ガッツもなかった。)では無理だと理解。若い人たちが軽々と登り下りしていたのを羨ましく眺めていたのだった。
昨日、北奥千丈岳から五丈岩を見て、たとえ登れなくても近くまで行きたいという思いが湧いてきた。近いうちに、是非行きたいと思っているところ。しかも、令和になってから百名山は二座しか登っていないので、少し物足りない感じもしていた。新たな目標を見つけられてモチベーションがアップしてきた。それに秋に向けて、いつまでも暑いのを言い訳にして新たな山々へのチャレンジを避けているわけにもいかないと感じた次第。
写真は、10年前に訪れた五丈岩。
zottamanさん、こんにちは。
金峰山といえば五丈岩ですね、遠く八ヶ岳辺りから見ると、私なんかは五丈岩が無ければ見分けがつきません。
ズル金、私は大好きです。
ご神体なのは分かっちゃいますが、五丈岩を見ると登ってしまいます。初めての時はルートが見えなくて、四苦八苦の力任せに登りましたが、今はマイルートが確定しています。
まだ家内にクライミングを教える前は、私がアシストしてキャーキャー言って登ってましたが、今では確保無しの岩登りは怖いって言うようになりました。
何だか金峰に行きたくなりました…ズル金で。
ダン之助でした。
ダン之助様へ
コメントをいただき、ありがとうございます。
五丈岩、今度行ったら一応チャレンジしてみます。
話しは変わりますが、今年は黒部ダムから欅平に下ってみようと
計画して、阿曽原温泉小屋のHPもチェックしているところです。
zottamanでした。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する