|
![]() |
![]() |
何が判っていたってぇ?・・・
2つあります。
一つ目は、トイレ臭の問題です。
これは2年前のGWで実は「確認済み」だったのです。
しかし、雨と夕暮れ時の中を「冬季槍平小屋」までは、リスクがありました。
なので、物凄い臭気の中、窓と2ヶ所ある扉を全開にしてテントを張った訳です・・・(´・ω・`)
まぁ、クマさんの襲来よりも あのニオイは「危険?」ですっ((笑)
2つ目は、あの小屋は・・・
遭難者の遺体安置収容場所として名高いのです。
なので、あの小屋は 色々な噂話が飛んでます。
でも、私はお山で亡くなられた方の幽霊がもし出ても、お話を聞いてあげようかな?という 霊的な怖さは まるでないタイプですので・・・(鈍感?)
霊が怖いと 誰も居ない所での単独テント泊やビバークに野宿?はできませんから行動範囲がせまくなっちゃいますね(^^)/
しかし・・・
2日目の雪がしんしんと降る夜中に・・・
「おーい。」と言う声が、小屋の直ぐ近くで 聞こえました。
「あらっ、こんな時刻に 登ってくる方もおられるのだなぁ?雪も舞っていますし、気温もマイナス・・・がんばってるなぁ・・・」
「あっ、もう槍ヶ岳山荘も小屋閉めをしたし、ひょっとして下山者かな?」
テントのジッパーを下げて、ヘッドランプで開けっ放しの扉の向こうを照らしました。
「あれ?・・・誰も居ないような・・・」
ごそごそごそ シュラフから這い出して登山靴を履いて、外に出てみました。
時刻は夜の11時前でした。
「おーい、誰かいるのですかぁー!!!」
「大丈夫ですかぁ!!!?」と
叫んでも 粉雪が舞う真っ暗な闇夜は「しーん」としています。
「・・・空耳だったかなぁ・・・」
それから 再びシュラフに入り、うとうとしていたら、
「おーい、9人目が見つからないぞ!辺り見回せぇー!」と
また、はっきり聞こえたので、
「おいおいおい、どうなってるのぉ???」
「遭難かっ?」
で、時計を見たら午後11:57でした。
「あっ、どうせ本日は午前2時から槍に向かってスタートやん。アラームは午前0時07分にセットしていたから、もう起きよう!」
慌てて、登山靴を履いて また外に出ました。
まだまだ 空からは しんしんと 雪が降り続いていました。
念の為に 小屋下10m程の夏道まで降りてみました。
「えっ・・・」
道には新雪が2センチ位積もっていて、どこにも足跡もなぁーんもありません。
「・・・むむむ?」
「あれかぁ?例(霊)の話かぁ?」
「でもなぁ、9人もココで亡くなった遭難事故なんかあるのかなぁ?」
まぁ、そういうことは一切気にならない方なので、ストーブを点けてお湯を沸かして「朝飯」の準備にかかりました。
でも、それからは何事も起こらずに午前2:12に小屋をスタートしました。
誰かが小屋に居る気配がしましたので
「行ってきまーす!」ときちんと 挨拶をして 小屋の扉を閉めました。
六甲山では、もっとリアルな事に遭遇したことがありますので、まぁ、お山では こういう事は ま・ま ありますね(^_-)-☆
だから、小屋に帰ってきた時も「ただいまー!」と言いました。
テント撤収して、新穂高に降りる夕方にも
「3日間お世話になりました。ありがとうございました。また来ます。よろしくお願いします。」
って、「礼」をして扉を閉めました。
ああ、コレはマジ話です。
でも、9人目が見つからなかった遭難事故が実際にあったかどうかは、判りません。
でも、滝谷は有名なクライミング場ですから、命を落とされたクライマーさんやら、冬登山で雪崩に遭ってしまい同様に命を落とされた登山家さんも数多く居られます。
心からのご冥福とお祈りをして、決して怖いとか恐れたりしないで、温かく迎える気持ちを持つことが大事な事だと私は思っております。
物理的に怖いのは、雪崩や悪天候(暴風雨・雪)です。それと危険な野生生物(スズメバチやマダニに森のクマさん等…)

参照レコ http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-542963.html
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11110923031
トイレ臭での生活はキツいですね。
富士山の小屋の横を通っただけでも、
日帰りで良かったって思いましたし。
風が強くて、ちょい休憩でも遠慮しましたし。。
不思議体験。
あまりないのですが、金縛りに2回かかったことくらいでしょうか。
1度目は怖くて目があけられませんでした。
2度目は怖いもの見たさで、目を開けようと&声を出そうと努力しましたが、声は大声張り上げてるつもりでも、なかなか出てませんでしたね。
声が出たころには、目が覚めていて。
目が開いたとき、サムライみたいな 黒い物体(影)が、首を絞めようとお腹の上にのっかってたような感じでした。
それでも、それ以上の被害もないし(命取られることも)、自分、きっと疲れてたんだなぁーって感じではありましたが。
見ようとすると、近づこうとすると、立ち向かおうとすると 逃げるものかな?
とすると 臆病なのかも。
それか、逆に逝くところまで、連れて行かれるものなのか?
気が付いたら、病室のベッドの上なのか?
そもそも、見られるのが嫌だから、見ようとする人には近寄らないのか??
興味深い対象ではあります。次の機会にも絶対に目をこじあけて、ヤツの正体を暴きたいです。
カラーの夢も見たことがあり、なんか感動でした。
夢に色がついてたよ。って感じで。
声系の不思議は、まだ、未体験ですが、
最近、年をとったのか、聞こえもしない、周波数?(キーン)とかが聞こえて、隣人に、「なんか、キーンて ずっとなってるね。」
って言うと、「私には聞こえないけど」なんていわれることがあり。アセ。。
じゅんたろさんに、1ケタの数字を念じるので、当ててみて。
ほ〜い。
warunoriくん こんばんは(^^)/
あぅ。必つしかない窓と二つの扉を開けっ放しにしても トイレの中でお食事をしているみたいで・・・実に食欲が貧困になりましたっ(笑)
金縛りは、若いころよくなりましたが、歳食ったら なりましぇーん(爆)
warunoriくんは、侍に狙われているのかっ! 前世は悪徳越後谷だったりして(笑)
ヤツの正体を暴くって・・・凄いですね。。。。(@[email protected]。
あっ、私の場合も夢は毎回天然色カラーですよ。
白黒は見たことがありません。
現実より原色系が鮮やかです。
はっはっは 歳食うとね。周波数の高い音が聞こえなくなります。ある国では、コンビニにたむろする若者を追い払うために、この周波数の高い音を流しているそうです。
あっ、当然私たち?みたいな中・高年者は なぁーんも感じずにお買い物ができるようです(悲)
えっ、遠方でwarunoriくんが念じた数字を当てるんですかっ(´・ω・`)
ユリ・ゲラーですやん。(あっ、年代的に知りませんか・・・)
うーん。よっしゃ 来たっ 6 でどないだす。
確率9分の1で 当たるかも(笑)
うんじゃ、こっちも A~Fまでのアルファベットの6文字の内、一つ念じて送ります。
うーん ぱわーっ! ってwarunoriくん家まで直線距離で100Kmくらいっすかねぇー。
うんじゃ、パソコンの光回線に向かって念じまーす(爆) あ・た・る・か・な?
こんばんは(゚◇゚)
勇気ありますね…(笑)
何も噂を聞かない避難小屋でも一人では怖いのに…。
9人目は、jyunntarouさんだったってオチでなくて良かったです(*^▽^*)
edus4100 さん こんばんは(^^)/
コメントありがとうございました。
パタゴニアとモンベルですかっ。私はユニクロとホームセンターとモンベル派(笑)です。
パタゴニアには憧れ感満載ですが…お値段のホールドに手が届きません
はい、殆ど単独行でキャンプ地以外の適当な所で 春夏秋冬…寝泊りしてしまいます。
子供のころは(霊)が怖くって仕方なかったんですが、独りで山に行くようになってから
そういう系統には慣れました(笑)
でも、ココでのお泊りは、チョイともう遠慮しときますね。
これからも よろしくお願いします。
はじめまして、こんばんは。
レコも拝見熟読させて頂いてました。
昔、先輩から冬滝谷遭難したお仲間の捜索救助に正月明け早々会社を休んで参加してきた話を伺った事があります。
遭難者の事やその時の小屋の壁の状態とかも聞きました。。
冬季偵察との事お気を付けて。またレコとても楽しみにしてます
dejavu さん こんばんは(^^)/
いつも いつも カッコイイクライマーのレコを見て、あああ・・・。やっぱり本格派は違うなぁ・・・っと憧れています。
えーっ!、冬季滝谷に操作救助に向かう先輩ですかっ。ふぅ・・・大変だったでしょうね。
冬季は氷が張ってアイスクライミングができる壁ですから、アイススクリューブチ込んで登攀していたのでしょうね。
あの小屋は、トイレ臭と遺体安置所でまつわる話は若いころから知っておりましたが、冷雨の中30Kg超える荷物を背負って日暮れちゃいましたので、「もう、いっかぁ?」っと滝谷小屋をBCにしました(笑) まさか あんなに はっきりと声が聞こえるなんて…。はっきりしすぎでしたので、あんまり怖くなかった?感じでした。
これからも 素敵なクライミングレコ とても楽しみにしています。
どうぞ これからも
こんばんは!
リアルな体験談、どうもありがとうございます。
滝谷の避難小屋の話は有名ですよね。
自分としては、その「おーい、9人目が見つからないぞ!」って声が、本当の「声」なのか、実際の音声で無く直接脳に「聞こえてくるのか」に興味がありますねぇ。録音してみればはっきりするでしょうが・・・
Cross-hillさん こんばんは(^^)/
雷鳥沢は雨でしたか…。2日の夜から槍界隈は雪に変わりました。
冷雨の中を 重荷を背負って 夕暮れになってしまい・・・
「まっ、いいじゃなのぅ?ダメよダメダメ・・・」などと自問自答(笑)しながらも
結局は、滝谷小屋でBC設置です。
こういうのは 慣れてはいるのですが、あまりにもハッキリと聞こえましたので
てっきり本当の人間が周りで 救助活動?しているのかっ?って思いました。
自分的には耳でしっかりと聞いたつもりですが、六甲山の幽霊の正体が花崗岩が割れるときに発生する電磁波の影響で「脳内映像」を引き起こすのが原因だと究明されましたように、ひょっとしたら「脳内音声?」だったかもしれません。
でも、あそこは 何かがありますね。 でも、2泊3日しましたが、「声」以外は何も悪いことは起こりませんでした。
jyunntarouさんこんばんは。
貴重な体験をお聞かせいただきありがとうございました。
私はそういう理解できない不可思議な事象はありうることだろうと常々思っているのですが、私自身は今までは体験したことが無くて、そういった感性は鈍感で、特別な感性を持たれている方より、ある意味幸せなことなのだろうと感じています。
この体験はお書きのとおり、現実的な恐怖とは次元の違う体験と感じました。
知識や経験など凌駕される領域のことですが、楽しい山行をこれからも安全に色々な場所へ足をお運びください!
、jyunntarouさんのレコまた、楽しみに見させていただきます。
nyyyn01さん こんばんは(^^)/
…できれば あの小屋は避けたかったのですがっ・・・
冷雨と荷物が重くてバテてしまい 夕暮れを迎えてしまいました。
まっ、あんまり霊的な事に関しては 怖さを感じない鈍感派?ですので
「まっ、いいかぁ!」
でしたが、霊よりも「トイレ臭」が怖かった(笑)です。
そうですね。はっきりと聞こえ過ぎましたから、てっきり登山者さんとか、救助隊が来たんだ!って思ってしまいました。
でも、鈍感な私でさえ、あの小屋には 誰かが住んでいると感じました。
でも、独りでいるより山仲間さんたちが居てくれたら 安心です。
あのトイレ臭さえなければ 良い小屋だと思います。ただ、霊感が強すぎる方とか怖がりな方は、遠慮していた方が良いかとは思われます。
それよりも 自然の脅威が怖いです。本当に厳しい冬山では(霊)など考えている余裕はありませんね
nyyyn01さんの 楽しい山行レコ 楽しみにしています(^^)/
Jyunntarouさんには、聞こえたんですね。この類いの体験は、同じ場所に、同じ時間に居合わせた人同志でも、聞こえる人と、全く聞こえない人とが居るものです。皆が必ず聞こえるわけではないと思います。私自身が心霊スポットとは知らずに、そのような体験を何度かした事があり、そのように確信しました。波長が合ったら、感じるのかも?知れませんね‥‥‥‥‥‥。
rinaさん こんばんは(^^)/
はい、はっきり過ぎるほど聞こえました。「おーい!」と「9人目・・・」
あんまりはっきり過ぎたので、登山者かレスキュー隊が来たのかな?と本当に小屋を飛び出しましたから・・・
波長ですか? うーん。滝谷ではまだまだ遺体が上がらないままの方々が居ますので、探して欲しかったのかもしれませんね。
でも、積雪期のあそこに足を踏み入れることができるのは、一部のトップクライマーさん方だけで、単独の私にはどうしようもありません。
小屋にだれかが住んでる感じは 霊感の無い私でも 感じました。
でも、悪いことしないし、同じ山仲間です。
単独で山に泊まることが多いですから、科学で証明出来かねることは多々経験しました。
しかし、自然の脅威と戦っている内に 霊とか不思議現象などは、全く怖くなくなりました。
余裕があるから怖く感じます。
この小屋も 冷雨や雪をしのいで 余裕でBCキャンプ生活ができましたから、トイレ臭さえなければ、快適な小屋だと思います。
rinaさんも ご経験されていましたか・・・。
本当にお山は 不思議な大自然アトラクションですね。
やはり。
山で「おーい」と呼ぶ声に反応してはいけないと言うウワサは本当だったんですね。
ま、でも山登りで亡くなった方の霊ならそんなに悪い幽霊では無いような気がします。
殺人なら別でしょうが…(怖)
nanfutsu さん こんばんは(^^)/
水無滝…私も昨年チャレンジしましたが、右岸の高巻はボロボロで怖かったです。今度は上から攻めようと思っていたところ、nanfutsu さんのレコが上がりまして、なるほど・・・と、とても参考になりました。
本当にいつも 玄人なレコ 尊敬しております。
はい、滝谷小屋は 若いころから 知っていましたが・・・やはり、今回このような具体的な声をはっきりと聴きましたし、真夜中の小屋には 誰か・・・居られます。
私は、殆ど単独で寝泊りしますが、今回は「違う・・・」誰かが周りにいる気配を感じ取っていました。
でも、それは怖いとかの問題じゃなく 仲間的な・・・そんな空気を感じました。
そうですね。山よりももっと 怖い所が都会なのだと思います。
これからも nanfutsu さんの レコを参考にして 頑張りたいと思います。
これからも
jyunntarouさん、こんばんわ 遅コメすいません^^;
この日記、不覚にも見逃しておりました〜
滝谷避難小屋、そういう噂の場所なんですね
避難小屋はやはり遺体安置の場所でもあるんですね・・・
普段から、霊的な怖さを気にしない方が、何かがいると感じたり、声がハッキリ聞こえるのは、読んでいて余計に怖く感じます
以前、TVで霊関係の番組で、その筋の研究家(?)が手招き(誘う)する霊は、邪念の場合があるので注意してという話をしてました。呼ぶ声が聞こえても深追いなどは禁物ですね・・
でも、霊よりも怖いのは、人に危害を加える生身の悪人や、jyunntarouさんが仰るように、山ではクマ、スズメバチや雪崩、悪天候などですね、jyunntarouさんに同感です
doritos さん こんばんは(^^)/
私の場合、結構、声ははっきり聞こえるんですよ。一度六甲の氷瀑狙いに行ったとき、広ーいテン場に(河原の土手)に夕方から、一人でテント張って泊まってました。
六甲の氷瀑は、鑑賞登山者さんや写真家さんが非常に多いので、登っていたら「鑑賞」「撮影」の邪魔になりますので、まだ暗い中、ヘッデン点けて早朝氷瀑をねらうために、日帰りでなくテントを張った訳です。
午後10時前後だったかなぁ?足音が聞こえて 私のテントの真横で「ふぅっ」とため息をついて、リュックをドザッと置いたのです。
「ああ、同じ考えで早朝氷瀑狙いの方がいるんやなぁ・・・でも、こんな広いのに真横にテント張らんでもええんとちゃうのー?」
この日は、冬型が強まり六甲でも しんしんと雪が舞っていました。
「まっ、一応声をかけておくかな?」
シュラフからもそもそ出て、テントのジッパーをじりじり開けて外を見ますと、真っ暗・・・
「夜間ハイクかぁ? それにしても 速いなぁ。もう居ないしっ」
「・・・・???」
新雪が積もってます。なのに 真横までやってきた登山者さんの足跡がない!!!!
リュックをテントの真横にドサッと置いた形跡もない!!!
念のために、靴をはいてテントの周りや 登山道まで調べましたが、全く足跡が無く綺麗な新雪が2cm程積もっているだけでした。
チョイとだけ寒気しましたっ(笑)。それよりも、早朝まだ暗い中での氷瀑登攀の方がめっちゃ怖かったです(笑)
その時のブログ記事です⇒http://blogs.yahoo.co.jp/koubejyunntarou/8483467.html
コメントを編集
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する