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循環器内科の診察で、今年の3月に受けたカテーテルアブレーション手術の術後診察です。ずっと術後の経過は良好だったのですが、9月頃から就寝中に高心拍になる発作をApple Watchが何度も記録する様になり、寝ている間に何かが起きている可能性が高いという事で状況を注視していました。先日、勤務中に発作を感じて携帯型の心電計で心電図を取ったところ、心房細動の発作が起きていることが判明。そのデータを今日先生に診ていただいて、再発と認定されました。発作が続くようであれば、再手術になるでしょうとのこと。次回の診察までの間経過を観察して、状況が変わっていなければ(多分変わらないでしょう)、再手術の手続きに入っていくものと思われます。
発作性心房細動の場合、1回の手術で8割くらいは治ると聞いていたので、残りの2割に入ってしまったみたいです。ただ、主治医からは1回の手術で完治するのはせいぜい半分くらいで、残りは薬を併用したり再手術したりしていますよって言われて、そんなものなのかって落胆をしました。
来年の2月に診察と心エコーの検査を受けるので、そこで最終的な方針が決まると思います。
再発と言っても、発作のレベルは術前に比べたらずいぶん軽くなっています。術前は5,6時間発作が続いていましたが、今はせいぜい1時間程度。しかも、起きている間でのしっかりとした発作はゼロ(先日心電計で捉えたのは確かに心房細動ですが持続時間はせいぜい数分)。あの苦痛な発作を実感することなく生活出来ているのでQOLは上がっていると言えます。
もう一つ重要なのは、Apple Watchによる心拍数の記録。いま日本ではまだApple Watchで心電図の機能が有効化されていませんが、心房細動が起きると心拍数は顕著に上昇するので、異常の有無を把握するうえでは非常に重要なツールになっています。心房細動は、発作性の場合は病院の心電図検査で見つけることが意外と難しいため、ウェアラブルデバイスや携帯型心電計の役割というのが非常に重要になってきます。
不整脈治療を始めて3年が経ちますが、なかなか難しいです。
心室性期外収縮という不整脈に関しても、だいたい1日に1万発以上起きていることが分かっていて、これ自体は危険性が低いのですが結構不快で苦しい自覚症状を伴います。
非常に厳しい闘いになっていますが、もう少し頑張ってみます。
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