発作性心房細動という不整脈を治療するために、都心の病院に入院して手術を受けてきました。手術は合併症の問題も無く術後の経過は良好です。退院するまでずっと心電図モニタを装着して過ごしましたが、不整脈は出ていなかったそうです。
カテーテルアブレーションという手術で、鼠径部の静脈（動脈？）と頸動脈からアブレーションカテーテルを挿入して心臓の胸壁を焼灼しました。クライオバルーンやレーザーバルーンといった最新の方法もあるのですが、今回行ったのは高周波アブレーション。
入院は3泊4日で、初日に心電図、胸部レントゲン、採血と手術の準備。2日目の朝から点滴を始めて午後にアブレーション。手術時間は4時間くらいだったそうです。止血後4時間は足を曲げられないのですが、そのあとはベッド上では自由に動けますし、3日目の朝には点滴も外れて歩き回れるようになりました。カテーテルを刺した場所の経過も良好という事で、予定通り4日目の朝に退院をしています。
手術は初めての経験で、もちろん全身麻酔も初めて。病室からストレッチャーに載せられて手術室に運び込まれるまでが一番緊張しました。手術台に移った後いきなり全身麻酔を始めたので、起きたら病室でした。手術の前日から不整脈の発作が出ていてくれたので、電気信号を発生させている場所の特定が上手く行えたそうです。
難しい手術では無いので、失敗は極めて少ないです。ただ、1度のアブレーションで完全に不整脈を止めることが出来るわけではなく、患者の容態にもよるのですが一般的には8割くらいの成功率。2度目のアブレーションを行うことで9.5割くらいに成功率が上がるのだとか。私の場合は、まだ心房細動が慢性化していないのと年齢的に若いので、1度のアブレーションで治る可能性は十分にあるとのことです。
2度目の手術を行うかどうかは、今後の経過を見て決めていく形になります。
大学病院には3か月ほど定期的に通院して経過を観察。並行して、紹介元のクリニックの診察を継続していく形になります。抗不整脈薬はもう飲まなくても良くなりました。
今のところ、脈拍はとても安定していて発作が起きる感じがしません。
手術して良かったです。
山登りは、少し落ち着いてから再開出来ればと思っています。
手術が無事に終わってよかったですね。
以前コメントしてから随分日数が空いたので、どうされたかなと気に成って居ました。
どうでした？案外気楽に終わったんじゃ無かったです？
私は不整脈が治る・・・おさらば出来るのが嬉しくて、嬉々として手術に臨みましたので、入院も苦にならなかったのですが。
今でも水分補給を怠ると不整脈が出ますが、こまめに多めに水分を取る事によってきつい山行時も発作は起きずに済んで居ます。
negitoroさんの不整脈が再発しませんように祈念して居ます。
術後1週間ほどで山に登ってた私はバカです。
graveltrek
どうもありがとうございます。
始まる前は緊張してしまって本当に辛かったのですが、寝ている間に全て終わったような感じで楽でしたよ。術前の執刀医の説明で、合併症の危険性についても説明があったのですが、難しい手術では無いので過度の心配は要らないと言われ…。
一番辛かったのは事前検査の食道心エコーでした。プローブを飲み込むのがきつかった…
術後、4時間足を曲げられないもちょっと辛かったですが、麻酔が切れても痛みが無いのは本当に助かりました。
術後しばらくは不整脈が出るかもしれないと言われています。今のところ、発作は起きていませんし、脈拍も安定しています。傷ももう少し痛むかなと思ったのですが、大丈夫でした。傷口の事を考えて激しい運動は1か月くらい控えてくださいと言われています。スクワットとかは間違ってもしないようにって^^;
経過を見て、登山の再開とかを考えていきたいと思っています。
追伸です
自分の心臓の３Dグラフィックを見せてもらいました？
私は見せて貰って、「スッゲー！これが自分の体の中で動いてるんだ」と感動した記憶が有りました。
graveltrek
見せてもらっていないですよ。
術後、主治医の先生とはベッドで寝ているときに話しただけなんです。
次回の診察の時に、そういう話が少し出るかもしれませんが、忙しい先生なのでどうなんでしょう。。。
不整脈の事は、治療過程でいろいろと勉強しましたけど、心臓って複雑で難しい臓器だなって言う事だけは、分かっているつもりです。。。
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