昨年の3月に発作性心房細動の治療をして、術後フォロー診察をずっと受けているのですが、先日の診察で経過良好という事で診察間隔を少し空けることが決まりました。
術後の状況ですが、術後3ヶ月以内では発作が何度か発生しています。この3ヶ月という期間は、組織が安定しないとかで発作が起きることがあるらしく起きても「再発」とは認定されないそうです。ただ、この期間においても発作が起きると再発する可能性が上がると言っている先生もいて、私も再発の道をたどるんじゃないかと思っていました。
昨年の秋ごろから日常装着しているAppleWatchで心拍数の高い状態を何度か記録する様になって(就寝中に130bpm程度、1時間以上継続)、ごく短時間の心房細動を携帯型心電計で捉えることもありました。その心電図波形で再発認定もされています。この記録を基に再手術を受けるスケジュールの調整に入りかけたのですが、今年に入ってからは高心拍発作を1度も記録していなくて、2月に受けた2週間ホルター心電図検査でも発作の記録が無かったため、このまま経過観察で行きましょうという事になりました(良かった!!)。
AppleWatchは常時装着していますが、高心拍や不規則な心拍の通知を受けることは皆無で、心電図も定期的に取っていますがすべて洞調律です。そういう事も考慮して、いま手術をする必要はないとの判断に至りました。採血でBNPの値もチェックしていますが、低めに推移しています。心エコーの結果も特に問題ないとのことです。
心機能に不安がある方や、健診で不整脈の指摘をされたことがある方は、AppleWatchを装着することをお勧めします。SEでは無く、心電図機能が使えるモデルが良いかと。。。先日の診察でも、高心拍と不規則な心拍の通知は必ず有効にしておくよう言われました。心房細動は不規則な心拍の検知を有効にしておくだけでもある程度検出出来るらしいです。先生の外来でも、この通知を見て受診してホルター心電図の検査で発作性心房細動が見つかった方がいらっしゃるのだとか…。心房細動は致死性の不整脈ではありませんが、心原性脳梗塞の原因に成り得ますし心不全を合併することも多いようです。放置しておくことで持続性に移行することもあるそうなので、きちんと治療をしておくことが重要なようです。この病気は高齢になればなるほど発症する確率があがりますが、私のように40代で発症する人もわずかですがいます。
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