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人生の節目で子育てと少し距離を置き、私の生き方をしたいという気持ちもありました。ガッツリお金を掛けて良い登山靴を購入する余裕はありません。家計が第一ですから。ボイラーの資格取得を得て会社の資格取得祝金を使い購入しました。
この靴でどれだけの距離を歩いたかと靴を洗いながら思います。雑な手洗いですが洗う度に靴と歩いた道標が心に沁みます。低山や適当な山歩きはいつもこの靴を使い、ボロくて弱い靴なのでG17のボンドで補修しまくり靴裏つるつるの御老体です。
軽い快適な登山靴、ブランド登山靴の日記を拝見すると羨ましいなぁと思いつつも、
私はこれまで共にした安物登山靴を無下にできずに6年近く履いている。
日本アルプスや雪山に行く時はそれなりの1号(適した)登山靴を履いていくけれどいつまでもこの軽登山靴が捨てられずにいます。どこまで履き潰したら捨てられるのだろうと自分でも疑問に思う。ワークマンのアクティブハイクなど手頃なもので良いと思うのですが私には思い入れが強くて捨てられない。
丹沢鍋割峠まで適当な雪山歩いて苦労したり、蛭ヶ岳まで誰もいない年末に軽アイゼン付けて地道に登ったりなんて、独り歩きの思い出があるものだから捨てられないんです。神棚(無いけど)に飾るしかないのかな。
物を手入れして改良を加えたり、山道具はそれぞれに使いやすく、自分に合ったものになるように私は感じます。
良い品質の山道具が増え、お金を掛ければ安い軽い丈夫で安全で濡れない素晴らしい山道具が手に入る。山に使えるお金が乏しいこともありますが、素直に良いものに飛び付けません。山でリフトを使うか、歩いてリフト頂上駅まで行くかの違いと同じに思えてしまいます。
山道具に愛着をもって使われてるkanekiさんにコメントいただき、嬉しいです。
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