予告ではウェア編だったが、ちょっと予定を変更してしばらく手ぬぐいの話をする。
ウェア編を楽しみにしていた人は申し訳ない。
登山と手ぬぐいの相性の良さについては各所で色々されているので、ここであえて長々とは書かない。
綿由来の吸水性の良さがありながら、その作りゆえの速乾性。
少しでも荷物を軽く小さくしたい登山にピッタリの薄さと軽さ。
汗拭きだけに留まらない多様な使い道。
まさに破れ鍋と閉じ蓋、シャア・アズナブルとハマーン・カーンのような相性の良さである。
デブ登山にも手ぬぐいは相性が良く、ただでさえ体が軽量化できないデブ登山には軽い手ぬぐいは必須である。タオルだと重すぎるのである。
またデブといえば汗をかく。一般人に比べるとベアクローを2つつけていつもの倍飛び上がって更に3回転するくらいには汗をかく。
そのために吸水速乾性の高い手ぬぐいはデブと相性がいいのである。
デブの手ぬぐいの使い方は主に2つ。
まずは一般的な用途である汗拭き。夏は首に巻き、冬は他カラビナつけたタオルかけに引っ掛けて使うことが多い。
もう一つは頭に巻く使い方である。
デブは熱がこもりやすいので、帽子と相性が悪い。実際私は帽子を被っても季節問わず暑くなってびしょびしょになるので脱ぐことが多く、帽子の用をなしていなかった。
とはいえ、頭になにかつけとかないと日焼けして色々やばい。
また、尋常じゃない汗をかくデブは常に額から汗を吹き出している。そのために汗止用ヘアバンドを使っていた時があったが、帽子との併用が難しいし何よりもダサい。
ところが手ぬぐいを頭に巻いて(ちゃんとおでこまで覆うのがポイント)被っていれば汗止もできて日焼けも防止できる。
軽いから頭に負担にならないし、通気性がいいから蒸れないし、濡れても予備の手ぬぐいを使えば不快にならない。濡れた手ぬぐいはザックに結びつけてほっとけば乾く。
ということで、最近は手ぬぐいを頭に巻くラーメン屋の大将スタイルで山に登るようになったのである。
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