masuko121さんに教えて戴いたものです。
私が山行中に花の写真を多く撮るようになったのは2年前の平標山に行った頃あたりだと思います。
イワカガミ・ハクサンイチゲ・アカモノ等々、写真でしか見たことの無かった可憐な花に出会えました。
その後も時々花の写真を撮って来てはネットで調べてレコに記載するということを続けています。
花を美しく撮るのには。やっぱ背景をボカして撮りたいよな〜と思い新たにカメラやマクロフィルターを購入しました。
それなりに綺麗に撮れるようになったとは思うのですが、後でネットで調べても良く解らないことがしばしばです。
花の名前も間違っていることが多々あります。
何とかしたいな〜と思っていたので、今回の図鑑購入に至ったという訳です。
私の花の知識レベルについて(ド素人です)
・春の山行で見かけるリンドウ。私は全てフデリンドウだと思っていました。ところがレコを見るとハルリンドウという良く似た花があることが判明!私の見たのはいったいどっちなんだ?
・同様にオニユリの小型のユリは全てコオニユリだと思っていました。
ところがレコを見るとクルマユリという良く似た花があるのを見て、エ〜そうなの!
・スミレの識別は難しいのは知ってました。白花で葉っぱがギザギザならエイザンスミレ、それ以外の紫のはみんなタチツボスミレでいいや..超いいかげんです。
植物図鑑を手にして思ったこと(繰り返しますが、ド素人です)
・3分冊なのですが、単子様類、離弁花類、合弁花類ってどういう分類? 被子植物と裸子植物って言葉は学校で習った記憶があるけど...
・花序・根出葉・ロゼット・距などなど不明な単語が多数。まずは単語の意味を調べないと...
・アジサイを調べようと思ったら...見当たらない!?...草本(草)だけの図鑑の様で木本(木)は掲載されていないらしい。
だとするとチングルマは掲載されていないのか?と思ったら掲載されてました。
・花はもとより葉の形や付き方や大きさ根元の状態などが名前を特定する為には必要なのだと知りました。要するに基礎知識が足りな過ぎ
(T T)
好きな花
・平標山で見たハクサンイチゲ(風が強く吹く時がありました。手を広げたような形の元気な葉っぱに感激しました。)
・サンカヨウ(濡れると透明になり神秘的。カガヤキさんのプロフの花です。)
・ミヤマオダマキ(白とブルーの色合いが好み。ゴージャスながらうつむき加減なのも好き。)
出会った珍しい花
・ホウオウシャジン(南アルプスの鳳凰三山で見たので多分そうだと思います。)
私レベルの花のド素人に話したくなる..かも知れないtipsをいくつか披露
・カモメランもあればカゴメランもある。
・ヤマホトトギスもあればヤマジノホトトギスもある。
・高山にはえるイワカガミをコイワカガミと呼ぶことがあるが、普通のイワカガミとはっきり区別することは難しい。尚、葉が8〜12cmになるオオイワカガミという種類はある。
・小さな花のネジバナはランの仲間である。
・ヤナギランは名前にランと付くもののランの仲間ではない。
・シモツケソウという草もあればシモツケという木もある。
tuchyさん、初めまして。
私は約30年山登りを続けていますが、今年から花の写真を積極的に撮影するようになり、花の種類判別のため今年から勉強中です。tuchyさんが感じるのと全く同じ状況です。まだ神、じゃなくて紙の図鑑の購入には至っていませんが、必要性を痛感しています。ネットでは効率悪すぎです
高山植物は似た花が多く、大まかな種類は判別できても細かな種類を見分けるのは初心者には難しいですね。近年はほぼ北アルプスしか登っていませんが、キンポウゲ、スミレ、カラマツソウ、ユリ、シオガマ、ニガナ、オトギリソウ等は数種類あり、花だけではなく茎や葉っぱの写真を撮影しないと判別できない場合も多いです。いや、それらを撮影しても私の目では判別できないことも 下界でも見られる雑草のような花の判別は今のところさっぱりです。
知識が足りないと近縁種があること自体を知らないので、簡単に間違ってしまいます(私もよくあります)。私はネットで花の種類を調べていますが、個人のHPでは間違っていることも結構な確率であり、必ず複数のサイトを確認しています。山ごとに見られる花に差があるので検索の際に山の名前も含めるようにしていますが、たくさんのサイトを見ても全ての花が分かることは皆無で、次に平地も含めた広範囲の植物が掲載されたサイトを見ますが、今度は種類が多過ぎで絞り込むのが難しいし、近縁種との判別が難しいです。特に専門用語が・・・
そもそもネットは文字を検索するにはいいのですが、画像を検索するには不適当なので、知らない花の種類をネットで調べるのは毎回四苦八苦状態。この点は紙には敵いません。ネットでも画像による検索は可能なのですが、実際にやってみると花の種類の判別は全くダメで、花なら何でも出てきてしまって全く使い物になりませんでした。今のところ、写真を調べるのなら紙の図鑑がベストでしょう。
花に詳しくなると山での楽しみが増えて、今まで以上に充実感を感じられるようになりました。まだまだ知識不足なので、これからも勉強を続けようと思います。お互いに頑張りましょう
toradangoさん
コメントありがとうございます。
今回入手した植物図鑑は「ホンマモンの専門書」で、初心者には少しとっつきにくいなと感じました。
例えるなら、運転の初心者がいきなりフェラーリに乗る感じでしょうか!
実は図鑑を手にした後、チョット失敗したかな?と思い本屋さんに行き安価な図鑑を調べました。
そうしたところ1000円以下の安価な本は、やはりそれなりの情報量しかないことが私にも分かりました。
花の色とか咲く時期とかから検索できる点は初心者向きで良いのですが...
良さげな本は確か4000円以上したと思います。これでは今回入手したヤフオク価格と然程変わらないなと思いました。
ところで、この日記の左の写真の右下に写っているのは、タヌキノショクダイという花ですが、かなりの希少種の様です。
ヤマレコの写真検索でもヒットしませんでした。こんなのまで載っている本はやっぱ本物です。
写真も豊富なので、まずは写真を眺めながらボチボチと知識を増やしていきたいと思います。
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