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里山で、ピークをめざして登るように杉並木が植えられているところは何かの参道ではないかと思うことがあった。今日はこれを確かめてみようとこのルートを選んだ。要所要所に神社やお堂がある。やはり昔からの信仰の道である。山中に入ると道は荒れ果てていたが、それでも昔の人が踏み固めた跡はわかる。登拝路は尾根筋をたどり、最後にピーク直下で観光道路に分断されていた。これが主要因で忘れ去られることになったのだろう。ピークへのルートを探す。同じ趣向の人が登った跡を見つけた。よじ登るいや這い上がるという感じでピークに達した。立派な松三本が頂点を守っていて、こここそ聖地なのだと威を放っていた。
帰路は前回の尾根筋を下る。今日はカタクリが群落で咲いていた。カタクリ再会を喜んだとたんに、派手に転倒した。落ち葉クッションで衝撃はだいぶ吸収されたが、結構キテマス。仰向けになりながら「すっ転んでもこの尾根道が好き、萌え〜」とつぶやいて悔しさを紛らわせてみた。
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