今回の山行へは、99歳の義母もお世話になっているK子医師が参加しており、地域の要人同行に少々緊張気味の私であった。しかし、彼女はたくましく、大崩崖ルートを回避するべきかとの私の迷いを「そこを見に来たのよ」と一蹴してくれた。おかげでニ十数年ぶりに大崩崖の突端に到達でき、蒲生氏綱の歴史を物語る石碑が現存していることを確認することができた。私にとって今シーズンの積み残し一つが解消でき大収穫であった。
計画段階では、行程約5キロ、4時間との見込みで参加を募ったが、実際には約6.5キロ、6時間の長丁場のハードな山行となってしまった。翌朝は久々に両足にケイレンがかかり目覚めた。両足のいたるところに青黒のあざがいっぱいである。私の限界をとうに越していたのだ。それにしてもK子医師は最後までたおやかな笑顔を絶やさなかった。まっこと強いお方です。尊敬。
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