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読みやすい文章で山行について書かれてるせいか、3時間くらいで読み終わりました。
この小説の一番のテーマは「最大の危機とは何か」だと思いますが、深い問題で簡単に答えは出せないのでここでは触れないでおきます。
最近の小説だけに登山アプリ、特にヤマレコが出てくるのでヤマレコユーザーには親近感が持てます。
この小説では六甲山がよく出てきます。
私は六甲は2〜3回しか行ったことが無いので詳しくはありません。バリルートもあまり行ったことはありませんが、一人で誰も来ないような場所の雰囲気はよく分かります。
実際の山を舞台にしてると思われるのでヤマレコの地図を見ながら、この場面はこの辺りだろうかと考えながら読むのも楽しいです。
謎を残した終わり方もユニークです。
続編を考えてるのかも知れません。
これを読んでバリ山行をする人が増えて遭難が増えないか心配です。
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