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…3000mの稜線が恋しい日々、皆様如何お過ごしでしょうか?
ソロ・幕営・長期縦走など、荷物の重量が気になる山行の場合、食料の軽量化は重要な課題だと思っています。
とくに主食の炭水化物については毎回頭を悩ませており、最近は原点に戻って「生米」を携行する機会が増えました。
これまではアルファ米をメインにしていました。最近のものは味も飛躍的に向上しており、食感も良くなってきていますが、
疲れて食がすすまないときなど、どうしてもアルファ米特有の「若干のニオイ」が鼻につき、喉を通らないことがあります。
おいしいご飯であれば、おかずは貧しくとも食はすすむもの。その体験をしてからは、調理に手間のかかる「生米」を、あえて携行しています。
ただし、炊き方についてはまだまだ改善の必要があり、気圧の低いアルプスの稜線などでは、時としていわゆる「芯めし」が誕生してしまいます。
この芯めし(地元の方言では「がんだめし」と言います)に対応するのがまた面倒で、なんとかおかゆに仕上げるまでに一苦労します。
おのれの飯炊きテクの未熟さ故に発生するアクシデントですが、上手に炊けたときのおいしさは、実践したことのある方にしかわからないと思います。
水加減とガスの火加減が重要なのは言うまでもありませんが、自己流であれこれ工夫してもなかなか安定した結果にはなりません。
どなたか、3000mの稜線でおいしいご飯を炊くコツ、教えてください…
akashiさん こんばんは
私もα米は苦手で非常食として携行しているだけです。
今年も何度も炊飯(2,200〜2,500m)しましたが、1勝5敗2捨てでした。そのため、うどん、焼きそば、ラーメンが増加しています。
美味しいご飯を炊けるように、山岳用専用鍋などが開発されればと思っています。
私も、うまく炊くコツが知りたい!
akashiさん こんばんは
あまり関係ないとの意見も多くあるのですが、簡単な方法を
ご飯を炊く時に、蓋の上に重めの石を乗せます。
それだけです。(火加減、水加減も当然あります)
効果の程は分かりませんけど。
理由は、高度が上がると沸点が下がるために芯飯(私はメッコメシと呼んでます)になると思われるためです。
石を鍋蓋に乗せる事で、圧力を上げます。圧力が上がれば沸点を上げる事ができます。
(昔の刃釜の木の蓋が重いのと同じ原理です)
自己責任でお試し下さい。
こんばんわ、 akashiさん
炊飯は水加減、火力調節も大事ですが、その前の浸漬の仕方でだいぶ根っこ飯(自分らはこう呼んでいます
浸漬は長ければ長いほどいいです。極端な話、前の晩から水に浸して、朝、炊くのも理想形です。
夕食の場合、キャンプ場についてテントの設営が終わって荷物整理したら、なにはともあれお米を水に浸しておくことお勧めします。
もし、キャンプ場に着くのが遅くて、直ぐに夕食と言うような時は、キャンプ場に着く前、3〜4時頃の途中の休憩の時、タッパのような密閉容器にお米と分量の水入れてフタしてザックに入れておけばキャンプ場に着くまでの時間で十分浸漬できると思います。
タッパがなければ出す時ちとめんどいですが、ビニール袋でもできます。
炊飯は浸漬が出来ていれば後はけっこう雑に炊いてもそこそこのご飯になります。
強火で沸騰したら、とろ火にして10〜15分、水がなくなってピチピチ音がしたら火を止めて、15〜20分蒸らせば3000mでも美味しいご飯が炊けると思います。
蒸らしの時はなるべくならタオルで包むなどして保温しておいた方がいいです。
3000mだと冷えも早いですから。
自己流のやり方ですが、これでけっこう上手く炊けてます。
PS:みなさんのコメントが参考になりますので、「山ごはん」コミュの方にリンク張らせてもらいました。
http://www.yamareco.com/modules/xsns/?p=topic&tid=516
よろしくご了承お願い致します。
こんばんわ。私も アルファー米が苦手です。
ぜひ おいしい炊き方私も教えてください。
こんばんわ^^
今回僕も日記に書きましたが 一時間以上水につけておいて 水加減は無洗米の場合1.4倍 一合だと240mlの水で沸騰するまで強火沸騰したら最弱火で20分重しをのせて炊いたら普通に芯がなく炊けました tabioさんの仰るとおり水につけておく時間が大事なのだと思いますよ
akashiさんの 「やっぱ生米でしょ!」で分かったこと。
1.上手く炊飯できている方は非常に少ないこと
2.上手く炊くコツは長時間浸潤すること
3.芯が残ったご飯の呼び方が多彩だということ
・がんだめし akashiさん
・メッコメシ nightsさん
・根っこ飯 tabioさん
・ほち飯 calliope
以上です。
自分の炊き方(ガスストーブ使用)
・まず、幕営場所に着いてテントをたてたら米を鍋に入れ、続いて水を入れます。水の量は、米より上の水の高さがだいたい鍋内における米の高さと同じくらいになるようにしてます(指をつっこんでてきとーに測定)。
・30分以上漬けています。
・鍋は、取っ手ばフタ持ち上がりロック機能付きの鍋です。その鍋じゃないときは、石を乗せます。
・初め強火。
・沸騰したら弱火。味より早さ優先のときは前半は中〜弱火、途中から弱火のときもあり。
・自分は一回で3.2合くらい炊くので、弱火の時間はやや長め。30分くらいかな。もっとかも。時間ではなく下記感覚によって加熱終点を決定しています。
・「鍋のすきまから出る湯気の減り具合」「沸騰しているときのプチプチ音が聞こえなくなる」「焦げ臭を感じる」などで炊き終わりを決める。(多少焦げが出来るけど臭いが確実かな)
・最後に1〜2秒ほど中〜強火。そして消火。
・タオルでくるんで、鍋をひっくりかえして、ポンポコ底を10回ほど叩いて「美味しくな〜れ」とおまじないをする。
・30分蒸す。(その間におかずの準備)
・鍋を戻し、フタを開けて、炊きたてご飯の出来上がり!
nightsさん
tabioさん
crazyhouseさん
貴重なご意見ありがとうございます。
なるほど、浸潤と重しですか…
自分はせっかちな性格なので、浸潤が必要とは思いつつも今まではさっさと点火していました。
重しも乗せたことはありません…
自宅で何度も予行演習をして、その仕上がりに満足していたのですが、標高が上がったとたんに「がんだ」になります。
皆様のご指導、次回の山行でぜひ実践してみたいと思います。(ちなみに行き先は塩見岳です)
また、自分のほかにもアルファ米が苦手な方がいるということもわかり、心強くなりました。
「芯めし」の呼び方、いろいろあっておもしろいですね。皆様ありがとうございました。
私もずーーと生飯炊いていましたが、今回の山旅で
尾西のご飯の供給を受け初めて食べましたが、その手軽さ、失敗のなさ、水を僅かしか必要としない。などの
利点にファンになりそうです。
さて、水に浸す時間が少ない時は、鍋ごと加熱し
ちょっと暖めてから、おいときます。
40℃くらいが米が水を吸い込み易い。と言うことなので
水加減は標高により加減しますが、1,5〜2倍で
10〜15分炊きます。厚鍋なので、それ以上炊くと
水分の少ないパッサパサな飯になります。
でも、おいしいご飯を炊くには、厚い専用の釜など持って行くのが良い
と思います。
akashiさん、こんにちは。
私は芯が残るご飯は炊いたことがありませんが、本当に美味しいご飯も炊けた試しがありません。
高山では沸点が下がるので、抜本的な問題があると思います。
それでも、「はじめちょろちょろ中ぱっぱ」はやってますけど・・・
kodamachanさん
kimidoriさん
dari88さん
ご意見ありがとうございます。
やはり火加減水加減も大切みたいですね。
高所では水の沸点が下がり、沸騰しても100℃にならないことは大きな壁です。
以前、八ヶ岳のキレット小屋で幕営したとき、かなり慎重に生米を炊きましたが、結果は惨敗。恐るべき芯めしに仕上がりました。
アルファ米、確かに手軽で失敗が無くて水の使用量が少なくて良いことずくめなんですが、味と食感はどうやっても生米に劣ります…
次回の山行で懲りずに挑戦してきますので、結果は追ってご報告いたします
タイトルでハートわしづかみにされました(笑)
こんばんは、はじめまして。
私も生米派です!米炊きには自信あります。
皆さんの意見とほぼ同様ですが、わたしのセオリー。
・水は1.5倍、迷うくらいなら多めに入れてしまう
・なるべく長く水につけておく
・火は最初中火、一吹きしたら極弱火で10分
・その間フタを頑張って抑える(蒸気を逃さず圧力を高める)
・最後に蒸らす(私は鍋をひっくり返して底を叩きます)
最近ちょうど山でのごはんについて日記で語りましたのでよかったらご覧下さい☆
お邪魔しました〜。
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