最近目に留まったのが「離合」という熟語。”りごう”って何? teppan_の住む愛知県三河地方では使われておらず、初めて聞く言葉で新鮮でした。
山に登るのに登山口まで車でアプローチすることが多いと思いますが、狭い道で対向車が来た時、やり過ごすのに相手車と接触したり、側溝に脱輪したりしないかヒヤヒヤする事ってありますよね。その出来事を何と表現するのか?teppan_の地方では「すれ違い」とか、「すれ違う」と言いますが、九州地方を主として、近畿圏から西では「離合」が良く使われるとのことです(近畿でも県によっては使わないそうですが)。そもそも鉄道関係で使われている言葉だとのこと。
teppan_も一時期関東に就職していた事がありますが、無意識のうちに故郷でしか通用しない言葉を使ってしまい、何度も指摘されたことがありました。笑ってばかりじゃ済まされないと思ったのが先輩から聞いたお話。その先輩はお隣、岐阜県垂井町のご出身で、違いはありますが方言は似ています。
ある日その先輩が、来客があった事を上司に伝えに行って「〇〇さんが見えました」と言ったら思いっきり叱られたそうです。上司曰く、「人様に向かって”見える”とは何事だ!物みたいな言い方をしたら失礼じゃないか!」だって…
teppan_の地方では「見える」と言う表現は敬語なんです。標準語で「お見えになりました」って言いますよね、一部分が省略されただけで違う意味に捉えられてしまったわけ。故郷ではあたりまえの言葉遣いが、時には禍として自身に降りかかって来ることがあるんですね。
そう言えば先日NHK人気番組『チコちゃんに叱られる!』で面白いのをやってました。
「自分、東京に魂売ったんとちゃうかクイズ」を岡村隆史さんが答えるやつ。
大阪では次のものを何と呼んでいるか?という問題
1)月極駐車場
2)コーヒーミルク(クリーム)
3)ワイシャツ
答えは
1)モータープール
2)フレッシュ
3)カッターシャツ(カッター)
フレッシュとカッターはteppan_の地元でも普通に使ってましたが、東海地方は関西でもなく関東でもなくどっちつかずなんですよね。岡村さんは3問とも答えられず、もはや大阪人ではなくなってしまったようです。
寅んちのお住まい地区では、
1)月極駐車場=そのまま月極駐車場。モータープールって何だらホイ?
2)コーヒーミルク=単にミルク。フレッシュとも言わんな〜。
3)ワイシャツ=これはカッターシャツって言うよ。Yシャツと言わんね。
ついでに、不細工のことを「じじむさい」、最後のことを「げべっちゃ」、気の毒のことを「うい」、コタツのことを「ばんとこ」
他にもいろいろあるけど、どれが滋賀北部だけの言葉なんか寅も分からんでよ〜(笑)
寅さんの地区は大阪とはまた違うんですね。カッターシャツは美津濃の創業者さんが名付け親だそうですよ。
方言って面白いですね。私の地域では物を移動させる事を「いざらかす」、怖いを「おそがい」、端や隅っこのことを「ぐろ」、お湯が沸騰して熱いことを「ちんちん」と言います。
(用例)ヤカンが ”ちんちん” に沸いとるがや! 注)あの”チンチン”とは違います
最後の一節…爆笑🤣
最後の受けました?そりゃ良かったです😁
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