以前から、九重中岳直下の御池が氷結した時、その上をスケートで滑ろうと考えていました。しかし何時でも出来るくらいの感覚でスケート靴を40年位履きませんでした。最近、孫が滑り出したのでそれを機にまた滑り始めようと作冬に思いました。
昔はスケート場で転ぶことは考えられないくらいに滑れていたのですが、昨冬、40年ぶりのスケートをして、愕然としました。身体は過去のスムーズな動きは覚えておらず、何度も転びました。
私の地元ではスケート場オープンは3,4ヶ月位しかありません。その中で行けるのはせいぜい週1回、昨シーズンは10回位練習して、今シーズンこそと、2,3回練習しました。それでも転ぶ不安は払拭出来ないレベルです。
氷結した御池はスケート場と違い凸凹で手すりもありません。昔は手すりが無くても、両足揃えて氷上でザッと身体を横にして停止出来ていたのに、今は手すりが無いとこの動作が出来ません。先週、スケート場の中程で、ザッと足を揃えてエッジを効かせて止まる練習をしていたら、転んで股関節を少し強めにくねりました。グキッとは云わなかったので強いダメージでは無いと思ったのですが、転んだ直後は、立ち上がれず、氷上を這って外に出ました。
外のベンチに座って痛みを堪えていたら、痛いながらも歩け、クールダウンも兼ねてリンクを数回まわれたので良しとして帰って来ました。
その後イビツな歩き方で、何とか歩行可能でしたが、2週間程はとても山に行けないと思いました。
昨日やっと、痛みに耐えながらも4km程アンクルウェイトをつけて60mのアップダウンを歩けたので来週からボチボチ近場の低山を空身に近い状態で歩いてみます。
足首なら、昔何度も捻挫して、テーピング・固定が巧くなり、怪我後も程なくして山に行けました。しかし股関節のテーピングはしたことも無く、歩けるようになるまで待つしかないと思いました。
結論として、この年で御池のアイススケートは断念しました。現在の実力では安全に滑れないと自覚しましたし、もし捻挫等、負傷して歩けなくなれば時期・場所的に多くの人に迷惑をかけると思ったからです。
コメントありがとうございます。
昨日、近場の山を4km.標高差350m位歩きました。わずかな距離ですが、歩けることが楽しく、ひとりでニコニコしながら歩いてました。誰も居なかったから良かったですが、見られたら気色悪い奴と思われたかもしれません。(^^ゞ
冬の中岳御池でスケートをしたら、さぞ面白いだろうなと私も思いました。同じことを考える人がいたことに共感を覚えました。ただ、私の場合、スケート靴は持っていませんので、あくまで想像するだけでした。
50年前、スケートはかなりの自信があり、コーナーを回る時のクロス、氷上での両足揃えた急静止。転ぶことなど考えずに滑れていました。
約40年近くスケートをしないまま過ぎ、最近、孫にカッコイイ所を見せる楽しみの目標をたて、ついでに御池での滑りもと考えたのです。
長いブランクでも体が覚えているとたかをくくっていました。
しかし、意識と現実の違いに愕然としました。
カーブでクロスは出来ない、足を揃えて止まれないのはもちろん、油断すると直ぐ転ぶのです。
手すり磨きからしなければいけないレベルで、少しは滑れても、とても昔に戻れず、ちょっとだけ無理した時、手の指関節の完全脱臼・関節内骨折と重症の怪我をしました。1年以上経った今も痛みはありませんが元に戻らない曲がりが残りました。
長くなりましたが、これでは手すりの無い御池で滑って転ぶと、同行の友人などに多大な迷惑がかかると思い、御池でのスケートを断念しました。
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