当日、集まったのは30名弱。ほぼ私より年上で、60歳以上の方たちばかりでした。内容はほぼ動画と同じでしたが、一人一人丁寧に歩き方をチェックしてくれました。改めて認識したポイントは、
・腕を大きく振らない
・つま先で蹴らない
・踵で押すようにして歩く
・股関節を意識する
などなど。つま先ではなく踵で歩くという感覚を覚えるために、ナンバ歩きをしている途中に、上野さんが腰を押してくれたんですが、確かに腰を押されるとつま先で蹴ることができません。これは私が普段から意識している、「腰から歩いて思いっきり小股で歩く」歩き方とそんなに違いがありません。
あともう一つ分かりやすい方法を教えてもらいました。椅子に座った状態から、つま先を立てたまま立ち上がると、足首からふくらはぎに力がかかりますが、踵を立てたまま立ち上がると、股関節に力がかかります。なるほど、これは足に掛かる負担が全然違います。もうひとつナンバ歩きの効用がピンとこなかったんですが、それが踵でした。私は足裏全体で着地して、そのまま惰性で足を前に持っていたのですが、踵で押すような歩き方ではありませんでした。そうか、これだったんですね。
踵を使えば → 足への負担を股関節に分散させられるので → 楽に歩くことができる。
講習後に、個人的に上野さんに質問しました。
問「私は登山をするのですが、ストックを使うよりナンバ歩きの方が楽ですか?」
答「私も以前はストックを使っていましたが、ナンバ歩きを始めてからは使っていません」
問「下り道もナンバ歩きは有効ですか?」
答「慣れるまでは前傾姿勢になるかもしれませんが、下り道も有効です」
問「登山ガイドの方たちは、腕を組んだり、腰に手を当てて歩いていますが、これもナンバ歩きですか?」
答「上半身を拗じらないのは同じ動きですが、ナンバ歩きはそれにプラスして、踵を押して歩きます」
※上野さんの講習会は、毎月?最終の木曜日に奈良県のイオンモール大和郡山店で開催されるようです。
参加費無料、要予約です。(次回は2020年2月27日です)
https://www.3284.net/【イオンモール大和郡山店】-毎回大好評・満員御/
※ナンバ歩きに興味があれば、昨年に書いたこちらの日記もどうぞ。長文ですが……。
上野さんの動画のリンクもあります。
「ナンバ歩き を試してみた」
https://www.yamareco.com/modules/diary/74755-detail-184119
今度、お会いした時、教えてもらうから、
しっかり学んでおくように
へへどん、こんばんは。
上から目線、ありがとうございます。
文章だけで伝わるように、
できるだけ分かりやすく書いたつもりなんですが……。
今度、お会いした時、
親分、殿様、兄貴……、なんとお呼びすればいいでしょうか?
読んでわかったよ、だいたい(^。^)
親分、兄貴とかやめて〜💦
やっぱり、姫でしょ( ̄ー ̄)ニヤリ
mechabiさん、今晩は。
ナンバ歩きってどんなのか、見たことないですが、実際の歩きで、有用で重要なのは、足音! じゃないか、と思ってます。どこにも違和感なく進んでいる時はタイヤが転がるように足音は最小限です、舗装路でも。でもウオーキングの人、ランニングの人、やけに足音大きい人いますよね〜。
上体と脚が全然、連動してないんです。そういう人たちは、脚が地面と喧嘩してる訳だから、すぐ足、故障してしまいますよ。踵着地だろうと何だろうと…。
身体のどの部位を使うか、ということよりも、足音に注意すれば、滑らかに歩けると思います。
sari-paAさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
足音は大事でしょうね。
テレビで登山ガイドさんの歩き方を見ると、そ〜っと足を運んでいますね。
私は特に上りより下りの方を静かに着地するように心掛けています。
ナンバ歩きもダブルストックも、人それぞれ合う合わないがあると思います。
私はとにかく楽して歩きたいので、色々と試行錯誤しています。
とりあえず90歳までは、山に登っていたいと思っていますので(笑)。
mechabiさん、こんばんは〜
この日記を拝見して今日、奥槇尾山を登った際に「踵で押すようにして歩く」を意識しながら歩いてみました。
いつもより楽に登れた気がします。
今度お会いできたら私にも奥儀を教えてくださいね
yamaotocoさん、こんばんは。
早速、試されたんですね。
どうでしたか?
いつもより腰付近が疲れていたら、足の負担が分散されていると思います。
え、奥槇尾山ですか?
私は登ったことがないですが、
yamaotocoさんなら、片足ケンケンで登れると思いますが(笑)。
今度お会いしたら、姫と呼ばさせて頂きます。
mechabiさん、こんばんは!
1年ほど前に腸脛靱帯炎を発症。ちょうどそんなときに見かけたのが「ナンバ歩き を試してみた」日記でした。見よう見まねでナンバ歩きを始めて、そのお陰でなんとか外秩父七峰大会の42kmを歩ききれました(^_^)
その後1ヶ月ぐらいで、未使用だった腰〜下部背筋が激しく筋肉痛になったり。先週も稜線の激しいアップダウンをナンバしまくりでナントカ越えられたり、そうしたら踵が使いすぎでちょっと痛かったり…
と、まだまだ使いきれていないのですが、すでに山歩きに欠かせないものになっています。その一方でまだしっかりナンバ歩き出来ているか自信がないので、うまく帰省日程と合わせて、いつかその講習会にもお邪魔したいです♪
前回も今回も、イイ情報をありがとうございました!!
toshimizu7566さん、こんばんは。お久しぶりです。
その節は、私の日記を取り上げて頂き、ありがとうございました。
是非、講習会に参加してみて下さい。
動画で見るより、実際に生で見たほうが得られるものがあると思います。
CDで聴くより、ライブを観に行くほうが情報量が多くて
感じるものが違いますよね。
気になる所があれば、直接質問出来ますし。
講師の上野さんも感じの良い方で、
私の質問に分かりやすく答えて頂きました。
実は、ツーショット写真も撮らさせて頂いたんです♪
はじめまして、こんにちは。
自分は普段地下足袋やワラーチで登っていて、ナンバ歩きを取り入れています。
自分が提唱するナンバ歩きの一番のポイントは、荷重移動です。
前脚に肩と骨盤を乗せるイメージで、前脚に重心をかけます。
(右脚を出す時は、右肩と右側の骨盤(腰)を出す)
上半身は背筋を伸ばし気持ち前傾になります。
足はフラット着地かフォアフットで、体(肩)の真下に着地。
肘は前後上下左右に動かさず、手だけをブラブラさせます。
(回転する椅子に座り、テーブルに手を付いて、脚は肩幅に開き、足を体の下に置きます。それから、椅子を左右に回転させてみるとわかりやすいかと)
以前の日記のダブルストックを使った説明も読みましたが、ストックを使うと荷重移動が上手く出来ないので、自分は推奨していません。
ちなみにナンバ歩きに慣れてくると歩幅を拡げて歩けます。
小股で歩くのが登山のセオリーですが、ナンバ歩きだと場所によっては大股で下山出来る様になれます。
すでにナンバ歩きを習得されているでしょうが、他の方の参考にでもなって頂ければm(_ _)m
Rambo4さん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
ナンバ歩きといっても人それぞれの解釈があるでしょうし、
いろいろな歩き方があると思います。
私は上体をほとんど左右に動かさないのですが、
Rambo4さんの荷重移動も上半身をねじらないというところで
同じ効果が得られているのかなと思われます。
歩幅を広げて歩ける?
大股で下山できる?
下りは滑るかも、の恐怖心があるのですが
今度試してみます。
私自身とても参考になりました。m(_ _)m
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