2月10日〜11日の山行は反省点ばかりのものとなってしまった。
しかし,どうしても自分ミスとは別に腑に落ちない点があった。
鷹ノ巣山から石尾根経由での奥多摩駅への縦走は今回が5回目。
雪が降ろうが,ラッセルがあろうが,100%道迷いの心配がない,と思っていたこのルートだが,今回は最後の最後で道迷いを侵した。
本来のルートは三ノ木戸山の北面を巻いて,しばらく尾根通しを歩き,Uターンするように,山腹の道に入り,絹笠の集落の登山口へと下るものだ。
無雪期であれば,間違えようがないが,念のために右手を意識しながら歩いた(つもり)
しかし,ふみ後は尾根を直進する1本のみ。そして,そのまま尾根をあらぬ方向へと下っていく。
前を行く人たちも明らかに道がおかしいことに気付いて,何度も立ちどまる。
自分も元の道を引き返し,正規のルートを探すが,見つけられない。
結局他の人がそうしたように,踏み後を辿ってひたすら降りる。
道路が見える。
遭難の心配はないことはわかった。
そして,私有地らしきところに立ち入って,
はかったようにガードレールの間へと踏み後は続き,車道へ出る。
そして,後続も次々のこの踏み後を辿って下山する。
ちなみにこの付近の残雪はわずかだ。
途中で,奥多摩駅から登ってきた人にもあった。
この時点で,奥多摩駅への「正規の登山道」は確保されていると考えていたのだが…。
その道は昔、1回、下降しただけですが、集落付近ではジグザグに車道(生活道路)を下りた記憶があります。そして、そこまで来ると、奥多摩駅周辺の地形も見取ることができ、方角も定まるあたりだったと思います。
そこまでくる手前の、登山道の部分で、右折地点をまっすぐ進まされたわけですね。
はっきりしたトレースがあれば、やっぱりそっちへ進んでいっちゃいますよね。おまけに麓近くですから、山上とちがって、下りていきそうです。
そのまま進んでも、林道に下りれたので良かったですね。
おっしゃる通り,車道に出る手前の,登山道が尾根から外れる最後の最後の部分でコースアウトしてしまったのです。
ところが,その後自分の歩いた道を,もう一度地図で確認したところ,
当時自分は尾根を「右折地点をまっすぐ進んだ」と思い込んでいたのですが,
実際は,本来の右折地点より「かなり手前で右折した」
というのが正しかったのです
このようなトレースがついた原因は,一旦尾根筋のわずかに北を巻く(当然,この部分はやや雪が深くなる)べきところを尾根通しに歩いてしまったこと考えられます
つまり,正規のルートはトレースより北側にあったのですから,いくら南側を探しても道がないわけです。こういう勘違いは本当に恐ろしいです
>そのまま進んでも、林道に下りれたので良かったですね。
トレースを辿ってある程度降りたところで,林道が見たので,その点は安心感はありました。
でも,林道の上で崖に出くわす可能性もないわけではないので,やはり最後まで恐怖感はありました。
…といっても,かなり大勢の人がこの道を降りたという事実から,そういう危険な場所にはでないということは想像つきましたけどね
ただし,下山したときはやはり気分は悪かったです
ただ,人通りの少ない道であれば,遭難につながる行動になるので,標高が低い場所を歩くときでも雪山を歩くときは,より慎重にならなければならないなと思いました
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