一昨日、北岳で遭難があった。
8月29日午前中に救助要請があってから発見されつつも、ヘリが強風などで近づけず2日が経過し、31日に遭難者の40代2人は低体温症で死亡されていたそうです。
この日の遭難にコメント残そうと思ったのは、その日山から帰る時、南アルプスを眺めていて印象的に感じていたからです。
29日午後4時前に安曇野から北アルプスを眺めていた時は、台風の影響と思われる不安定な雲が山々の中腹から上を流れていて、雨雲が接近しつつあるようでした。
中央自動車道の駒ヶ根インター付近にさしかかり、南アルプスが眺められる場所ですが、午後5時頃は台風が接近しているというのに、不思議なほど晴れ渡っていて、ほぼ全山の南アルプスが鮮明に見えていたのです。
ただ、ほとんどの山の山頂付近から上は、笠雲のような雲がかかっていた。
たしかこの雲は危険な雲。荒天の知らせ。こんなに山がくっきりと見えているということは風が強いのだろうか?
北岳遭難の救助が、強風に妨げられて2日間困難だった。
救助要請は道迷い。
山の天候の厳しさを思う。
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