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藤前干潟はラムサール条約にも認められた、多様な生物が育まれ野鳥の集まる広大な河口。
そこに大量のペットボトルが流れ着き山積みになっていて、ボランティアを含む清掃者がいくら集めても、処理しきれない。
私自身も特に夏は、ペットボトルな日々を送ってしまう。軽くて丈夫、栓が閉めれ、安価なので使い捨てでき、優れていると思う。
その長所が、飲み終わった途端にじゃまになる。安易に捨てられたものが、この干潟に意志を持つように集まり、圧倒的存在感を示す。
マイクロプラスチックが、海洋生物だけでなく、塩や人の体内からも検出されるようになっています。
石牟礼道子さんの「苦海浄土」を今更に読んでいる時でもあったので尚更に思います。この本が書かれた当時から半世紀近い年月が過ぎているけど、今現在も私達は、一方で解っていてもそれを犯してしまう。
せめてもう少しづつ、生活を見直し減らすことを考えようと思う。
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