兼ねてから聞いていたものの、一度も見たことがなかったので、昨夜見に出かけました。夜遅めだけど、土曜なので他にも見学者がいるだろうと思って…。
まず、真っ暗な遊歩道や小道を、歩いている人が何人もいるのに驚いた。
親子連れ、カップル、私含め単独者も。暗くても道が分かるのかしら?
目が慣れるまで、足元を赤色ランプで照らした。転んで怪我しては何にもならない。
暗闇は不安。多少の土地勘がなければ、一人では入らない。
藪の中に、最初に小さいが鋭い光が点滅するのを確認した時は、これがヒメホタルの光かと新鮮だった。何匹か集まっているようで、LEDのイルミネーションの点滅に似ている。私には白っぽく感じた。黄色ぽい個体もいるようで、光の小さいのはメスか?
30分ほどの間に4か所ほどで複数の蛍が点滅しているのを確認したが、乱舞するような光景には出会わなかった。
今年は5月に夏日が続いたから出現は多分早かったと思う。
毎年見ているわけでも、定期的に観察しているわけでもないけど、多分蛍は減ってきていると思う。
なぜなら、昼間散策する人も、夜の鑑賞者も増えていて、縦横に歩かれ地面が踏み固められるようになったからだ。
皮肉なことに相生山緑地の蛍は、計画道路の反対運動で世に知られることになった。
道路は工事途中のまま放置されているが、散策や鑑賞で踏み入る人は増え、生態系は変わって行く。
私としては、計画道路は光や音などが漏れにくい壁などを造って、速やかに通してほしかった。この計画は他の交差点の混雑緩和、川などが近くにあり大回りを強いられていた不自由さの改善のためであった。
そして、緑地公園は蛍を守るために、木道や柵などで、人が縦横に歩き回らないような整備をしてほしかった。
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