先日の山行で初めてのバリエーションルートに挑戦しました。
バリエーションルートを歩くのは登山を始めてからの目標の一つでしたが、皆さんのレコを拝見しているうちに、自分の中で早く歩いてみたい気持ちが徐々に大きくなっていきました。
山行計画を立てる前に改めてバリエーションルートの事を調べてみました。
・一般ルートに対して、同じ山頂に至る別のルートの事である。
・一般的に行程がより困難であるルートを指す。
・標識などは無く、自分の力でルートファインディングしながら進む必要がある。
・一般ルートのように整備がされていないので悪路を踏破する歩行技術も必要。
・読図技術を習得していて、常に確認しながら歩くことになる。
・クライミング的な要素もあるので、ルートによってはクライミング技術がないと前に進めないことがある。
代表的なものをピックアップしてみましたが、読んでいるだけで危険な匂いがプンプンしてきます。
少し前まで自分にはまだまだ先の話だと思ってましたが、昨年末の山行で一般ルートながらもあまり整備されていない登山道を何度か歩いた事で、少し自信を持つことが出来ました。
読図に関しても、距離感はまだ完全には掴めていませんが、尾根を外れずに歩く事は出来ると思います。
そこで、自分なりに幾つかの条件をつけて山行計画を立ててみました。
・距離が短いこと
・ルートが真っ直ぐなこと
・登りの尾根であること
・好天が続く日を選ぶこと
初めてなので距離が短いのは当然の事ですが、ルートが真っ直ぐなら道迷いの心配も無いし、登りの尾根ならば歩きやすいと思ったからです。
加えて、動けなくなっても最低2日は生き延びれる装備と、コンパス・イマココの利用、ヤマレコの保険に加入してますので、僕が考え得る限りの準備はしました。
ルートは結局、フォローさせて頂いているvt250zさんの過去のレコを丸パクリする形となりましたが、これは大正解でした。事前に写真や感想を拝見出来た事で不安が大分薄れたと思います。その説は大変お世話になりましたm(_ _)m
結果、無事に山行を終えることが出来ましたが、実際に歩いてみて感じた事が幾つかありました。(あくまで個人的な感想です)
・踏み固められていない土はフカフカでとても歩きにくい。特に急斜面では落ち葉も積もっていて踏ん張りが利かず、滑り出したら止まらない。
・踏み跡の判別は難しい。僕には無理でした。
・急登では、登る前にしっかりとルートを決めないと進退極まって身動きが取れなくなる。(登るのも降りるのも危険な状態)
・下からは登れそうに見えても実際には無理な事が多い。
・登る事は出来ても降りるのはロープがないと無理な場所が多い。
・人の手が入っていない山に一人でいると、山や自然との一体感がより味わえる。
・読図とルート探しに集中していると時間はあっという間に過ぎてしまう。とにかく楽しい。
今回僕が感じたのはこんなところです。一般ルートと比較すれば当然危険度は増しますが、これまでとは違う山の魅力を沢山知る事が出来ました。
そして、一般ルートに合流した時に感じたのは歩行技術の進歩でした。脚を置く位置を判断する時間が格段に早くなったのと、より安全な位置を選べるようになったと思います。
今後も、僕でも歩けそうなバリエーションルートを探しながら、読図と歩行技術の向上に努めていきたいと思います。
これから、房総のやま110選を目指そうと思ってますが、短いけどバリエーションルートの山が多そうです。
わたしは、バリエーションルートはあまり歩いたことがないので、しろちゃんさんの体験談は参考になります。
ありがとうございます。
こんばんは。
Swan_songさんに僕の拙い体験談を参考にして貰えるなんて、嬉しさと恥ずかしさが入り混じったような不思議な気持ちになってしまいます。
どうも有難うございます😀
房総のやま110選、応援してます。楽しみながら歩いて行けたら良いですね♪
コメント有難うございました。
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