今朝の事です。
仕事に行くために電車に乗ったところ、これから登山に行くと思われる格好をした男性が車両の真中くらいに座っていました。
土曜の朝ですので、電車はそれ程混んでませんがそれでも座席のほとんどは埋まっていました。
ただ、その男性の両隣は空いていて、右隣の座席にはザックを置いていました。
荷物はザックの他にボストンバッグと大きめの巾着袋が網棚に乗っていて、当の本人は飲みかけと思われる缶コーヒーを足下の床に置き、両足を大きく広げ、両肘を膝の上に乗せて前屈みになってスマホを見ています。
いつもは酔っ払いが横たわって寝ていても肩を叩いて起こしてから隣に座るような僕でも、その男性の隣には座りたくない雰囲気でした。
案の定、空いてる座席を見て近づく人はいますが、その男性を見て座らずに他の車両に移動したり、座るのを諦めてそのまま立っている人もいました。
結局その男性が降りるまで両隣は空いたままでした。
これは以前の話ですが、山行の日の朝、まだ真っ暗な時間に車で神奈川県の丹沢にある西丹沢ビジターセンターに向っていました。
東名高速を降りてガラガラの国道246を走っていると、1台の車が後ろからかなりのスピードで近づいてきて、僕の後ろにピッタリと張り付きました。
恐らく120キロ近く出ていたので、それを止めた僕が邪魔だったのでしょうね。煽られてる自覚はありました。
車間距離の狭さが気になりましたがこちらも80キロは出てたので遅くて煽られるような速度ではありませんし、あと少し走れば右折するのでそのまま走っていました。
ところが、国道から丹沢湖に向かう県道に右折して入ってもその車はピッタリついてきます。
そこで、先に行ってもらおうとハザードを焚いて車を左の路肩に寄せると、もの凄いスピードで追い抜いて行きました。
とても楽しみにしていた山行の朝でしたが、少し嫌な気分になりました。
その後、西丹沢ビジターセンターに到着すると、先ほど追い抜いていった車が止まっていて、中から男性が2人降りてきました。
僕と同じ登山者でした。
上に書いたような電車内で乗客が増えてもザックを隣の席に置いたままの登山者や、登山者と思われる人の車間距離を詰めた運転は他にも数回遭遇したことがあります。
神奈川県外の山にはまだ数回しか行ったことが無いので断言出来ませんが、僕がいつも行く丹沢には初心者・初級者が多く訪れるというのも関係しているのかもしれません……もしそうだとしたら、丹沢が大好きな自分としてはとても残念です。
僕が登山を始める前と始めた当初にイメージしていた「登山をする人は皆さんルールやマナーを守る良い人ばかり」というのは幻想であり、山だから特別と言う訳ではなく下界と同じように色んな人がいる事は早い段階で気が付きました。
ですので、下界で赤の他人の行動に口を出さないのと同じで、他の登山者の行動をどうこう言うつもりもありませんし、自分が気に入らないから文句を言う事はあっても、人の行動を注意出来るほど立派な人間でもありません。
ただ、登山を始めてからは、今までより肩の力が抜けて自然体でいられるようになり、そのお陰で心にゆとりが持てるようになりましたし、世界が広がった事で人の話に耳を傾けるようになったりと、自分が成長していると感じています。
以前、フォローさせて頂いているvt250zさんから教えて頂いた素晴らしい言葉があります。
それは山岳救助隊員の言葉で「山は嬉しい事もあれば辛いこともある。それらの経験を実生活に生かして頑張れる人こそ真の山男であると我々は信じている」と言うものです。
今僕が言いたい事と少しニュアンスは違うかもしれませんが、山から何かを受け取りそれによって良い方に変われる、という根っこの部分は同じだと思っています。
残念ながら今の僕は、山から貰っているものを実生活に生かせているとはとても言えませんが、どんな些細な事でも構わないので「山に行くようになってから良い方に変わったね」と誰かに言ってもらえるような行動をとっていきたいと思っています。
ザックの御仁は、誰か座りたいと言ってくれれば座席を空けるつもりだったかもしれませんが、近寄るなオーラを纏っていては無理でしょう、本人に自覚があったのか?
それは分かりません
後ろにピッタリ着ける行為は、一刻も早く駐車場スペースを確保して登山開始したいから、というので間違いないでしょう
クラクションを鳴らさないくらいの、ギリギリの、煽り行為だと思いますが
職場にもひとり、いつでも不機嫌オーラを纏う人間がいます
皆、腫れ物扱いで、不機嫌にならぬ様気を遣っています
皆が(悪く表現すると)おだてるので、どんどんハイテンションになりますが、ある時点を超えると一気に急降下、不機嫌オーラのボルテージがぐんぐん上がります
対処法として私は「見て見ぬ、触らぬ」をします
毎日同じ職場で働く同僚と、全くの初対面の相手とでは状況が違いますが、しろちゃんさんの対応は理に適っていると思います
自分の身体に直接攻撃する等の緊急性が無ければ、流すのが一番安全な対応でしょう
無駄な時間を割くと、それこそ山行開始時間が遅くなりますから
とは言え、その類に遭遇すると腹が立ちます
それに対しての対処法は…すみません、思い付きません
私だったらハラの中でぶつぶつ文句言って、黙々と歩くうちに忘れる、という感じです
参考にならないお話しでした😅
こんにちは。
昨日の電車内の男性のような人や煽ってくる車などは、電車通勤や車移動をしていれば珍しい事ではありませんので、普段ならそれほど気にならないのですが、それが登山者であることが引っかかるのでしょうね。
自分も同じ登山者の立場から、登山者のイメージが悪くなるような行動はして欲しくないといった保身的な考えも当然あります。
ですが、山に登ることで成長出来ていると思っている僕としては、私生活ならまだしも山への行き帰りに周囲を不快にさせるような行動をするのは勿体ないと感じてしまいました。
仰るように、駐車場を確保する為に急いでいたのでしょうね。それは理解できますし、僕も急いでいる時は前の車にイライラする事もあります。
しかし最近は、急いだ所で5分くらいしか変わらない、駄目なら遠くても他の駐車場があるし最悪中止でも仕方がない、そもそも出発が遅れた自分が悪いと、思えるようになりましたし、これは日常生活でも同じように変わってきています。
前回頂いたコメントでの鷲尾健さんのように、相手がいて待たせる事で迷惑をかけてしまう場合は難しいですよね。
自分が焦ったり急ぐことで周囲を危険な目に合わせたり不快な思いをさせるのと、それでも相手に迷惑をかけたくないから急ぐのと、どちらを選ぶかはその時になってみないと分かりませんが、素直に遅れた理由を話して謝る事が1番良いような気がします。
上にも書きましたが、僕は人に注意出来るほど立派な人間ではありませんし自分の行動に自信を持っていません。
ですが、vt250zさんから教えて頂いた言葉のように、山に登るだけで終わるのではなく、山から貰う沢山の事を持ち帰り、それを駄目人間である僕自身の人間形成に生かすことが、いつも素晴らしい時間をくれる山への恩返しになると勝手に思ってます。
コメント有難うございました。
おはようございます。
しろちゃんさんほどの正義感は持ち合わせていませんが、自分のモラルが強めで困る時はありますね。私は公共交通機関利用なので、(混雑した車内で)座席に荷物を置く、足を前に投げ出す、足を組むなどのみっともない行動はしないようにしています。「みっともない」か否かは私の感覚です。隣に人が座らなくてラッキー、ではなく、「人として選ばれなかった」ことを自覚すべきなのです。
「だから◯◯は・・・」と思われないよう気をつけます。ネクタイを締めている時とザックを背負っている時は、特に注意しています。
こんにちは。
僕も最近は電車通勤をしてますので、電車に乗る時のマナーと言いますか自然な立ち振る舞いを覚えたせいか分かりませんが、電車に乗り慣れていない人がする、おやっ?と思う行動が気になるようになった自覚はあります。
makovooさんが仰るような「みっともない」行動も、普段電車に乗らないような人が多い印象です。
ですので、中にはそれがみっともないと思っていない人もいるのではないでしょうか。
それでも、大抵の人は乗客が増えれば組んでる足をほどいたり、隣に座れるように足を閉じたり、隣に置いていた荷物を抱えて席を開けますよね。
ですが、気にせずそのままの人もいます。
その一人ひとりに注意する事はありませんし正直恐い部分もあります。今のご時世その注意が切っ掛けで何をされるか分かりませんので…
makovooさんのように、人の行動を批難する前に自分がみっともないと感じる事はしないようにするしかありません。
なのですが…昨日は同じ登山者として悲しい気持ちになったので日記に書いてしまいました。
結局は登山中でも道中の電車やバスの中でも「自分がされて不快になるような事はしない」と皆が考えるようになるのが1番ですよね。
僕も気付かず周りを不快にさせないように気を付けます!
コメント有難うございました。
初めまして
おはようございます。
日記、過去に遡って読みあさってしまいました。
おもしろい(笑笑)
しろちゃんさん日記へのコメント、これまたふむふむと読んでしまう始末。
そんなわけで、近所の里山ハイキングに出かけるタイミングを逃してしまいました。
楽しませていただきました。
ありがとうございます♪
初めまして、こんにちは。
先ずは、楽しみにされていたハイキングを中止にさせてしまい申し訳ありません!
それと、面白いと言うお言葉、有難うございます!
僕が日記を書く理由としては、頂くコメントから勉強させてもらえるのが大きいです。
山に関する事で悩んだ時や感じた事を素直に書くことで、その都度先輩方から頂くコメントにはいつも助けられています。
ですので、これからも時間を見つけながら書いていこうと思ってます!
こちらこそコメント有難うございました。
しろちゃんさんの真っ直ぐな志を感じました。とても素晴らしいことですね。山好きで未熟な私も嬉しい気持ちになりました。
私が高校山岳部だった頃、キスリングを背負った連中が小田急に乗るにはちょっとした勇気が入りました。デカい荷物なので目立ち、何処となく冷やかか目で見られます。その為、我々は周囲に迷惑を掛けないよう気を配り、座席に座るなんて不可、出来るだけ隅の方でキスリングが邪魔にならないように積上げて支えながら乗車していました。帰りは臭いますし、とにかく粗相のないように配慮します。この教えを先輩から学び、後輩に伝えてきた時代の登山道を学びました。
今はGPSもあり何不自由なく山に入ることが出来、キャンプ的ラフな感覚で山登り出来る生活環境がありますね。その副作用的な一面が色々なところで見かけてしまうので、人のたくさんいる山を避けてしまう卑怯者の私です。
登山を通じて自分の心を省みることは私も大切にしています。
こんばんは。
僕の志はBunjiroさんに褒めて頂けるほど真っ直ぐではなく、どちらかと言えばクネクネしてます(笑)
大きい荷物を持っている時は、邪魔にならない隅の方にいるのが当たり前だと思っている我々は考え方が古いのでしょうか。
最近は都内で山手線や京浜東北線に乗っていると海外の人を見かけますが、大きなキャリーケースを座席の前に置いて通路を塞いで大声で会話している人もよく見ます。
文化が違えばマナーや考え方も違うので、彼らにしてみれば悪気はないのでしょう。
高度経済成長期の日本人も、海外に行ってその国の文化を尊重せずに迷惑行為をしていた話も聞きますしね。
結局は登山者も同じで、他人への配慮の度合いも個人で違いますし、他人より自分を優先する人もいますので、深く考えても詮無いことなのですが、せめて僕自身は登山者として周りに迷惑をかけないように心掛けていきたいです。
人としては最早手遅れなほど、周りに迷惑ばかりかけてますが(笑)
日本も欧米化が進むに連れ実力主義・個人主義へと変化してきましたが、それでもお互い思いやり、助け合い、譲り合う事を美徳とする日本人の感性は大切にしていきたいですよね。
コメント有難うございました。
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