僕が登山を始めたのは最近なのですが、その時に「世の中にこんな楽しい事があったのか!」と驚いたのと同時に、もっと早く登山と出会いたかった……今よりお金も時間も自由に使えた若い頃から始めていたらもっと色々な山に行けたのに……と、少し残念な気持ちにもなりました。
そして、娘達には僕と同じ轍を踏まないよう若いうちにこの楽しさを是非知って欲しいと思いました。
そんな親心を知ってか知らずか、娘達は登山に全く興味が無いようで「一緒に行かない?」と誘っても断られてばかりです。
まあ、部活や勉強や遊びなど楽しく夢中になれる事が沢山ある女子中高生の目には、登山が魅力的に映らないのも仕方ありません。
彼女達の登山に対する印象は「何でわざわざ疲れる事するの?山に登って何が楽しいの?意味わかんない。てか下山後のお父さん足臭い!汗臭い!近寄んないで!」という感じだと思います。
正直に言うと、僕も登山をする前はそう思ってました。
僕の場合は典型的な食わず嫌いだったようで、登山後に山が大好物になりましたが、娘達がどう感じるか分かりませんし、確率的にはやっぱりつまらなかったとなる方が大きいのでは?と思ってます。
一度、丹沢大山の阿夫利神社下に家族で行ったのですが、目的は長女が志望高校に合格した御礼参りでしたので登山と言うよりも観光要素が強かったですし、残念ながら後に繋がりそうな手応えは全くありませんでした。
そんな訳で、現状では子供と一緒に山に行く事は諦め、彼女達がもう少し大きくなり大人の趣味として登山に目覚める事を期待して待つことにしました。
ところが、年明けの正月休みに丹沢への山行を計画していたところ、直前になって次女からまさかの「一緒に行こうかなー」の言葉です!
理由を聞いてみると、冬休みは部活動(剣道部)も無いので自主トレの一環として山に登りたいとの事です。
急いで山行計画を作り直して高尾山に登ってきたのですが、新年早々とても楽しい時間を過ごす事が出来ました。
後日嫁さんに「いやー次女と一緒に行けてスゴく嬉しかったし楽しかったよ!」と報告したら「ふーん、あの子ヒマでヒマでしょうがなかったみたいよ。良い暇つぶしになったんじゃない?」というシビれる言葉と、下山後の次女の「登山はもういいや」という言葉を頂きましたが、これは僕の精神衛生上聞かなかった事にしてます!
今回、子供と一緒に山に行くにあたって何処の山に行くか?どのルートにするか?を考えた時に、自分の中に2つの相反する気持ちがある事に気が付きました。
一つは「山の素晴らしさを知ってほしい」という気持ちと、もう一つは「危険な場所に連れて行きたくないし行って欲しくない」という気持ちです。
もし娘達が将来山が好きになり素敵な山ガールとなって一緒に色々な山に行けるなら、これほど嬉しい事はありません。
しかし、好きになり過ぎて「独りで雪山やバリエーションルートを歩いたり登攀もしてみたい」なんて言い出したら、きっと心配で心配で心中穏やかではいられないと思いますし、もし山行中に大怪我したり命を落とす事になろうものなら、登山をする切っ掛けを与えた僕は後悔という言葉ではとても足りないほど自分を許せなくなるはずです。
こんな感じで、子供に山を好きになって欲しいけど好きになり過ぎて欲しくないと言うジレンマを抱える事になってしまいました。
まあ、素敵な山ガールになる可能性も低いと思いますし、まだ見ぬ未来の事を心配しても仕方ありません。
今の僕に出来るのは、いつ娘達から山に行きたいと声が掛かっても良いように、自分と彼女達の安全を確保しながら、山の楽しさだけでなく怖さや危なさを教えられるようにもっと色んな経験を積む事と、下山後すぐに足を洗う事と、防臭効果のあるメリノウールのインナーやパンツの購入資金を貯める事だけです!
私は小学校くらいからでしたでしょうか。父親に連れられて、日和田山、梅ケ瀬渓谷、三浦富士、明神が岳など連れて行ってもらいました。当時装備なんてものの知識はなく、スニーカーにナナメかけバックで。周りはテーマパークや遊園地のキラキラした娯楽を楽しんでいる中、何で疲れにわざわざ…。娘さんたちの気持ちもすごくわかります。ですが大人になって登山(ハイキング)の記憶は色褪せないのです。
20代〜30代前半で遊びつくし、退屈していたときに、ふと、そうだ、あの時行ってみた山に行ってみよう。と思い
登山を再開。今は登山できる週末が楽しみです。あの時家族に連れて行ってもらってなかったら、恐らく山に興味はむかなかったのかもしれません。長々とすみませんでした。白ちゃん様の思いが直ぐではなくても、いつか伝わると思います。
ちなみに一緒に行っていた姉も山にドハマりです。
はじめまして、こんばんは!
ほにょこさんもやはり、昔は登山よりも遊園地やテーマパークの方に魅力を感じておられたのですね。
しかし、今は週末が楽しみなほどハマってらっしゃるとは!しかもお姉さんも!何故かとても嬉しくなってしまいました😁
ウチの娘達も嫁さんと一緒によくディズニーやUSJに行ってます。僕はいつも留守番ですが(笑)
娘達は勿論ですが、僕が小さい頃もきっと登山に夢中になる事は無かったのでは?と思っています。
身体を動かすのは好きでしたので嫌では無かったはずですが、今ほど楽しいと感じなかったのではないでしょうか。
他に楽しい事もやりたい事も沢山ありましたしね。
ですので、娘達を強引に山に連れて行くことはしないようにしています。
ただ、子供の頃の経験が大人になってから山に興味を持つ切っ掛けとなったほにょこさんのように、娘達が大人になった時に、父親があれほど夢中になってた登山でもしてみようかな?と思い出し、山に興味を持ってくれたら嬉しいですね。
そして願わくば、一緒に山に行こうと声を掛けて欲しいてす!
それまでは、怪我や病気に気を付けながら元気に山を歩いていたいと思います!
コメント有難うございました。
ちょっと力を抜きませんか
タイトルが全てを物語っているように感じます
私は自分の趣味に家族を巻き込むのが好きなのでそのように思うのかもしれませんが
子供と登山にして山行を計画するともしかしてかもです
失礼しやしたw
こんばんは!
のりさんの仰る通りだと思います。
僕が感じる登山の魅力をそのまま子供に感じて欲しいと考えるのは間違ってますし、僕が楽しいと思う事に子供を巻き込むのではなく、子供の気持ちに寄り添いなから一緒に楽しめるのが1番大切ですよね。
「登山に子供と行く」のではなく「子供が楽しめる登山」を考えるようにしてみます。
山歩きよりも子供が好きそうな観光や食事や温泉などのイベントをメインにした計画を立てて、もう少し肩の力を抜きながらそれとなく誘ってみようと思います!
コメント有難うございました。
子供を巻き込む→子供を付き合わせるです。
のりさんのコメントを否定していると誤解されるような言葉を使ってしまいましたが、そのような意図はございません。
申し訳ありませんでした。
全然そんなふうに思っていませんのでご安心下さいませwww😆
しろちゃん、真面目過ぎますwww
おはようございます。
再びのコメントに感謝致します。
コメント・返信に関しても、もう少し肩の力を抜いていこうと思います。←全然抜けてなくてスミマセンwww
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