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一応、ヤマケイのセルフレスキューの本を参考にしました。
ただし、救助する側が一人の為、斜度のある登りや下りや、カーブでは、かえって傷病者を危険にさらす可能性があり、自分が一人で牽引するのは、ごく限られた条件下に限定されると思います。
駐車場や登山口等の人がいる場所までの距離が短く、平坦で、直線的な場所…。
使い所なんかあるのか…?という話ですが。
人がいれば、各アンカーにスリング等を繋いで貰って、安定して牽引出来ると思う。
何にせよ、シート担架が作れないと始まらないので、アルパインやアイスの時に普通に持ち歩いている道具だけで練習してみました。
※傷病者の状態によっては、動かさない方がいい場合もあるし、実際は、傷病者を応急処置(これらは、日本赤十字の救助救命員養成講習を再受講予定)したうえで、マットやザックを緩衝材として敷いたり、傷病者を保温してから始めますが、今回はシート担架の練習という事で、割愛。
・アイスゲレンデの場合は、荷物置き場や休憩スペースとして、ブルーシートを持って行くので、今回はそれを使用しました。
それ以外の場合は、ザック内に常備しているツェルトを使います。
・各アンカーは、カラビナや丸めたスリングを使っています。
・アンカーの位置は、怪我の場所にもよると思うけど、今回は、膝の少し上、ひじの下、肩の上の3ヶ所、両側に。
それと、足元と頭側に、一つずつ。
・各アンカーに、クローブヒッチでスリングを取り付ける。
(最初、シートの端に近い所でやってみたんだけど、もっと下の、地面に近い所の方が、傷病者をしっかり固定できた。)
・アンカーのスリングを、シートベンドで横に連結。
・連結部がセンターラインになるように、スリングで、縦に連結。
・肩とひじ下は、X字になるように、縦のスリングで少し絞る。(そうする事で、牽引時に傷病者がずれにくくなると思う。)
・ロープで、足元のアンカーから、両側のアンカー、頭側へと、クローブヒッチで繋いでいく。
・足元のアンカーから延びる縦のスリングに、カラビナを掛け、牽引用に輪にしたロープを掛けて引く。(下りの場合。登りは、頭側から。)
四度目の練習で、15分位かかった。
間違いも多々あると思う。
実験台になって実際に牽引されてくれる人がいれば、感想を聞いて改善できるかもしれない。
ほぼ平坦な所を引くくらいなら、これでいけると思う。
素人が独学で、こんな練習して、かえって危ないじゃないか…とお叱りのコメントをいただく事になるかもしれませんが、敢えて日記に載せます。
間違いがあれば、教えてください。
後悔をしないように、何か少しでも、出来るようになりたい。
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