![]() |
Androidは機種によって搭載されているGPSチップの精度が悪く、標高のデータが大きく変動してしまう場合があります。
例えば到着時刻を予測する機能でも緯度経度に加えて標高を使っており、誤差があることを想定して作ってはいます。しかしその想定以上に大きく標高が変動する場合、無駄に上り下りをしていると判断してしまい、予測ペースが速く出すぎてしまう可能性があります。
その対策として、国土地理院の標高タイルを使った標高補正の機能を追加しました。
地図をダウンロードするタイミングで、国土地理院から「標高タイル」として提供されている標高データを取得します。地図と同じように、一度ダウンロードすればオフラインでも正確に標高のデータが取れるようになります。
平地で歩き回ったときの標高グラフのサンプルを見てもらうと、標高補正の機能をOFFにした区間で標高の変動が大きくなっていることがわかると思います。
この機能により標高に関するデータが正確になり、より便利に使っていただけるのではないかと思います。
なお、今回の機能は自動でONになっており、通常はONのままにしておくことをおすすめします。もし不要であれば設定メニューよりOFFにすることもできます。
ヤマレコMAPバージョン3.0.2以降でご利用いただけますので、ぜひ最新版にアップデートしてからご利用ください!
Android版で追加しようと考えていた機能がひと通り揃ったので、このあと不具合などの有無を見ながらiPhone版の開発に切り替えていきたいと思います。
iPhone版をお使いの方もしばらくお待ち下さい!
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する