ただのたわごとです。酒飲みながら書いているので、文章としてまとまっていないかも。
最近子どもを登山に連れて行っていて思うことですが、将来大きくなってソロで登山とか行くようになったらどうしようか、ということです。子どもに登山を教えたら「山岳部に入ったのはいいけれど、遭難して山で死んだ」なんてのはよく聞く話です。なんでこんなことを書くのかというと、うちの子は唯一の跡取り息子で、もしいなくなると血筋が絶える・お家断絶になっちゃうから。古臭い話をしているかもですが、そういうことです。
スポーツにある程度の危険はつきものですが、登山って段違いに危険だと思います。山に絶対なんてことはなく、自分自身でもわかっていることです。一般登山道なら安全なのか？と言われると決して安全ではなく、
●熊に遭遇
●道迷い
●土砂崩れ
●落石
●低体温症
と危険だらけです。最近でも赤岳主稜で、ビレイポイントのピンを打ってある岩が丸ごと剥がれて滑落した事例も…。登っているとき、まさか岩ごと剥がれるなんて思わないでしょうね。雪山なんて行けば、雪崩・ホワイトアウトの危険性も…。こんな危険なのに登山なんてよくやっているな＞自分
じゃあバリルートに一人で行っているお前はどうなのよ？ってなりますが、万が一のことがあっても保険で家族が路頭に迷わないようにはしてありますし、跡継ぎは作ったし、損失は父親だけなので、まぁいいかと。
せめてボルダリングを楽しむくらいのほうが、落ちても比較的安全だし良いかと思うんですが、アルパインなんてやりだしたらどうしましょうね。どうか無理をしないでほしいと思うばかりです。ヤマレコに集っているみなさんと同じように、美しい自然の景色やすばらしさを見せてあげたいと思って子どもを山へ連れて行くのですが、はたして正しいことなのか。親子で登山している間はまだ守ってあげられるんだけど、そのうちソロで行ったりするようになったら、親の自分は行くなと言えるだろうか。
たまに思うんです、山で死ぬ人と死なない人の違いは何なんだろう、って。
はじめまして☺️
眠れない夜に、ふと日記が目に止まりました。遅くにすみません。
私には子どもがいないので親としての意見はできませんが、（おばさんだけど）子どもの立場でコメントしたくなりました。
父は信州人で、山が大好きな人でしたが、私が生まれる前に親戚と行った冬の北岳で遭難し、生死を彷徨う体験をしたらしく、親戚共々それを機に山をやめてしまいました。私は特に父に山を教えてもらうことはなく、山登りとは無縁の暮らしをしてましたが、山登りが趣味となって10年以上になりました。そのうちの半分以上は、ソロ山行です。
父は死ぬまで、私が一人で山へ行くのを嫌がり、山は危ないといつも言っていました。亡くなる最後に交わした言葉も「山、気をつけろよ」でした。
一人の山行では、もちろん１つや２つ危ない目にあったこともあるけど、父がくどいくらいに訴えた山への恐れを心に抱いていたからか、山以外とは別人のような慎重さを山では発揮していると思います。
日和田のクライミングでは、石橋を叩いて割るくらいへっぴり腰過ぎて、呆れられるほどです。
その日和田で、ある日、他の人が10年以上通っても登れないルートがあって、そこを、その日始めて来た「クライミング、初めてです！」という男の子がスイスイと登攀していきました。それを見ていたおじさまたちが「あれは、いつか死ぬぞ」と言いました。その時は、嫉妬なのかと思いましたが、たぶん違うのかもしれません。怖さを知らないと、慎重さが失われるから。それはいつか、死に繋がる。そういうことを言っているのだと気づきました。
長々とすみません。
つまり、いくら親が避けても、食べ物の好みや音楽の好みが合うように、山好きな親からは山好きが生まれるということ。そして、山で死なないためには、その怖さを知ること。それは、実際に体験することが一番だけど、体験するために命を落としたら意味がないから、その怖さを想像できる力を持つこと。かなあ。まずは、「岳」読ませてみたらどうでしょう？アルプスの稜線の山小屋とかに、必ず「岳」が置いてありますよね。私はあれを、山小屋からの「忘れるなよ！」というメッセージだと思い、読むようにしています😊
私も父と一緒に山を歩きたかった。nyajilaさんのお子さんが、羨ましいです。これからも是非、親子で山を楽しんでくださいね♪
はじめまして！！ コメント頂きありがとうございます。
親として遭難した体験があると、子どもが山に行くのは嫌がりますよね。「山は危ない」といつも言っていたのは、お父様の本音なんだと思います。山を教えられていないと書かれていますが、bubuna様が慎重に行動されるようになったこと自体が親から教わったことではないでしょうか。少しだけbubuna様のレコを拝見しましたが、慎重に行動されている様子が伝わってきました。どれも天気が良い日に山行されていることからも慎重さが伺えます。
私もクライミングを少々やりますが、室内のジムはさておき、外岩はやはり怖いですね。人工物ではなく自然ゆえに何が起こるか分かりませんので。「怖い」という気持ちを大切にしろ、と誰かから教わったような気がするのですが、誰だったかな…。
想像力って大事ですよね。自分も山に行くときは色々な状況を想像して、装備を持って行ったり、対処をあらかじめ考えていたりします。うちの子はまだ5歳で、ようやく絵本の文字が読めるくらいなので「岳」を読むようになるのは少し先ですが、そのうち読ませてみようかと思います。
うちの子が将来、ひとり山を歩いているときに、私との山行を思い出したりすると嬉しいのですが…。
おはようございます。
お父さんが山の魅力を肌で感じているなら、教えるべきです。
我が家にも男の子（32歳になってしまったが）がひとりおります。小学校の頃から中学2年ぐらいまで一緒に登っていました。
出張の多い会社に勤めているから、最近は月に２〜3回しか逢えませんが、帰って来ると必ず地方の地酒で一杯やるようにしています。話題はもちろん山のことばかりです。会津磐梯さんはどうだとか、鳥海山は雄大だねとか。。。それだけで、酒が美味くなります。普段は飲まない女房もいっしょになってはしゃいでいます。
最近は自分でもひとりで山に入っているようですが、地図の読み方、スキーやロープワーク（ボーラインノット、クラブヒッチ）は徹底的に教えたつもりだから、少なくとも見様見真似で始めたオヤジよりも筋金が入っています。逆に、私や女房の山行が心配される始末です。
大学までは親の管轄ですが、後は自己責任です。親が考えているよりもこどもは出来るものですョ。
親が山の魅力にハマっているなら、それを子供に教えるべきだと、少なくともわたしはそう思う。
非難指示レベル�轡好謄ぅ曄璽爐鮃イせ�に朝から、ついついビールの栓を抜いてしまいます。
失礼。
こんばんは。コメントありがとうございます。自分の子と一緒に酒を飲めるなんて、いいですね！！ しかも山の話題を肴になんて、それは酒も美味くなるでしょう。うちはまだまだ先です(笑)
「親が考えているよりもこどもは出来る」って、頭でわかっていてもやっぱり心配なんです。自分の子どもが大きくなって「ちょっと北鎌行ってくる」と言い出したら、自分はどうするのかな、やっぱり「行くな」って言うのかな、って。
今のところ、テント泊も含めて登山を楽しんでくれているので、しばらくは一緒に登ってくれそうです。そんなわけで、将来子どもが山をやるか分かりませんが、登山で遭難しないための技術は教えておいても良いかな、と考え始めています。少なくとも、何かのきっかけ(友達に誘われたなど)で登山をしたときに役に立つと思いますので。岩を安全に登れるようにと、もう少し大きくなったらボルダリングから始めてみようかな、と。
ここ数日、ずいぶん雨が降っているようです。どうか土砂災害にはお気をつけください。
「う〜ん」と唸ってしまうテーマですね。
仰るように、登山はどうやっても安全なスポーツとは言えませんね。
私は高校生で「登山」の領域に入りましたが、山岳部の仲間の一人は転落死、その後の山岳会では仲間二人が転落、滑落で大怪我をしています。顧みれば、私自身にも同様の可能性が何度かあったと思います。
私の娘二人は山には無縁で育ちましたが、孫は男の子4人なので、小学生の頃から順に八ヶ岳や金峰山のレベルまでは連れて行きました。
自然の素晴らしさを知って欲しかったからですが、nyajilaさんと同じ心配は強く持っています。
孫に何かあったら、娘たちに詫びて済む問題ではなくなりますから。
でも、登山じゃなくても、車にバイク、サーフィン、スケボー、体操競技など、考えればスポーツやレジャーには危険がいっぱいです。
私は「登山」の領域まで少し経験しましたが、幸い認知症が心配になる年齢まで生き延びています。
その理由を考えると、「人一倍臆病であったこと=可能な限りの調査と準備」、「リスク管理を他人に委ねなかったこと＝他人をあてにして自分の力量を超えない」だと思います。
息子さんには、一緒の体験を通じて、この2点をお伝えしたらどうかなと思います。
やはりというか、f15eagleさんのまわりでも亡くなったり怪我をされたりしているのですね…。幸いにも私のまわりには遭難された人はいないのですが、自分が行ったことのある山での遭難ニュースを聞くたびに、自分は運が良かっただけなんじゃないか？と思うことがあります。
f15eagleさんと、上のお2人からコメントを頂きましたが、「慎重さ」「怖さ」と「自己責任」が、やはり山で遭難しないキーワードのような気がしてなりません。プラスアルファで、「状況を把握して、起こること想像する」も必要でしょうか。
ところで、「八ヶ岳や金峰山のレベルまで」というのは良いですね。自分の性格上、「もっと高難度の山へ連れて行きたい」という欲が出てしまいがちでして。ある程度で上限を決めておくのもアリかもしれません。
体験に勝るものはないので、一緒に登っているときにいろいろ教えていけたらと思います。
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