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今回、白峰三山を日帰りするにあたり、足回りの軽量化は必須でした。
で、候補としては2つ。
トレランシューズ
アプローチシューズ
アプローチシューズのほうが丈夫そうですが、いかんせん重い。トレランシューズはランニングするということで、とっても軽いです。ゴアテックスを貼ってあるものもありますが、ゴアテックスは内部が濡れると中々乾きません(経験済み)。どうせミッドカットでないし、雨降ったら濡れるだろうし、ゴアなしを選ぶことに。
トレランシューズって、1万半ば〜2万円くらいのもあります。さすがに高いなぁと思っていたところ、7,900円というのがアマゾンであったのでポチりました。
靴が届いて試し履きしましたが、トレランシューズの高性能さに驚きました。まず足全体が包まれて、靴の中でしっかりと固定されます。よくある普通のスニーカーのように、靴+ベロ+ひも、という構成じゃありません。ベロ部分がアーチ状になってソールとつながっていて、包み込まれる感覚です。さらにクッション性が高いし、ソールのフリクションがすごくいいです。クルマでいうとセミスリックを履いている感覚です。
僕の足長は25センチちょっとで、靴は25.5センチが最適なサイズです。登山靴は25.75センチの特注ですが、靴下で調整する感じになります。今回は25.5センチを選択、ちょうどつま先が触れるくらいのサイズです。
よくつま先に隙間がないと、下りでつま先が痛くなる、みたいなことを言われますが、最近その主張が怪しいと思うようになりました。ぴったりのシューズで、靴の内部で足が動かなければ問題ないんじゃないかと。さらに足裏やつま先の感覚が良くなるので、シビアな足置きを要求されるときにバランスを取りやすい気がします。
で、実際に使ってみた感想です。
【メリット】
●足全体が包まれるように固定されていて、靴擦れが起こらない
⇒ いつも靴擦れができますが、できなかったのは今回初めてです。
●ひもの調整がラク
⇒ サロモンだけかもですが、本当にラクです。
●クッション性が抜群
⇒ 下り坂でガンガン着地しても痛くないです。
●繊細な足さばきができる
⇒ 渡渉や大きな石に乗り込みやすいです。
⇒ テン場でガイラインに靴をひっかけないですみそう。
●軽くて足が疲れにくい
⇒ 登山靴だと重いけれど、これなら気軽に走れます。
●舗装路も歩きやすい
⇒ 普通のスニーカー感覚で歩けます。下山時は特に足が楽でした。
【デメリット】
●足首を痛めやすい
⇒ なんどかグキっとなりかけました。すぐに回避動作をしたので大丈夫ですが。
●浸水しやすい
⇒ 登山道が沢になっているところだと濡れます。
●ソールが柔らかいので寿命が早そう(写真2枚目)
⇒ ソールの一部が欠けていました。ガレ場だとソールが傷みやすいかも。
ということで、トレランシューズって結構いいですよ!というお話でした。
日帰り登山で、雨が降らないのなら、トレランシューズでいいような気がします。というかそうします、たぶん。
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