御同輩諸兄は幕営山行での飯炊きはどうなさっているのであろうか?
現在小生は、コンロはEPIのREVO-3700、クッカーは同じくATSチタンクッカーTYPE2-Mを使用している。
チタンは熱伝導率が低いので熱がなべ底全体に広がりにくく、火点付近だけが特異的に高温になってしまう。上記のように火点がピンポイントのコンロを使用すると鍋の中心部だけが焦げ付いてしまうことが多い。EPIのチタンクッカーは底をアルミコートして熱伝導を良くしているのが特徴だそうだが、使った実感として大して効果があるようには思えない。
アルファ米という便利なものもあるが、なんとなく情けない食感である。(粥として鍋で炊けばそこそもいける。)
そのため幕営山行の夕食は麺を主食とすることが多いが、出来れば米の飯を食いたいと常々思っている。
今更と言われそうではあるが、最近フライパン用アルミホイルなるものを見つけた。片面をシリコン加工して焦げ付き難くしたものだ。
上記の調理器具を使用し、鍋内にフライパン用ホイルを敷いて米を炊いてみた。それも、白米よりも焦げ付きやすい加薬飯を炊いてみた。
見事に焦げ付きを防止できた。
なべ底とホイルの間には若干の空間ができる。その空間に鍋内を伝って水蒸気が回り込み、なべ底とホイル間に水の層ができるようで、このわずかな水の層が部分的な温度上昇を防止しているらしい。
そのため水加減は、普通に炊く場合よりもかなり多めにしないと飯が硬い。
水加減は好みもあり、漬け込み時間にも左右されるので一概には言えないが、一合炊き程度ならば1対1.6くらいでもいいような気がする。
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