初登山は天覧山

そろそろ、子連れで「山」と名の付いたものを歩きたい。だいぶ長く歩けるようになって小走りするし、低い階段なら手を繋いで登り下りできるようになった。しかし周りのお山は近場の里山も含めどこも、からっ風の寒風でめっちゃ寒い。一部は雪山と化してる上に、当たり前だが幼児にはまだ斜度が急過ぎ、距離もタイムも長過ぎる山が多い(~_~;)
こうゆう時は、お隣の埼玉に出かける。標高は低くても展望の良い山がたくさんあるのだ。三連休のことになるが、天気予報も良く飯能の天覧山へ出かけた。某マンガでも有名な、誰でも登りやすい天覧山が、息子にとっては記念すべき初山登りとなった。先日、我が県藤岡の桜山も歩いてみたのだが、木の階段が上手く登れず抱っこが長かったため、自分で山頂初登頂は天覧山ということになった。
当日は富士山がくっきり見え、スカイツリーや都心も見える絶好の山日和だった。本人はお気に入りの電車Tシャツを着て熊さん帽子を被り、朝からやる気満々である。車を下りると張り切って歩き出し、「いし！葉っぱ！」と小石や葉っぱ、木の枝や苔で遊んだり「あい！」と言いつつ拾って渡してくれる。すれ違う人に親が挨拶すれば、真似して「ちわー！」（→こんにちはと言ってるつもり）と言っている。おかげで登る人下りる人に、えらいねぇ！などと褒めてもらい得意げである。
山頂直下の木の階段は段差が高く、自分の腰ほどの高さがあっても、「ウンッ！！」と気合いで登っていたが、流石に疲れて階段に座り、休憩した。それでも頑張っていたが、ついに急になったので父ちゃんが少しだけ抱っこして山頂に着いた。登山口から山頂のほんの手前まで一人で歩けたので、母は感動して泣きそうになった(T ^ T)
大人なら通常20分程度のところを1時間弱、到着した山頂で背負ってきた自分のリュックの中のお菓子を食べ、山頂標識の前に露出した岩の上を歩いてみたり展望所を走り回ったり、抱っこされて富士山を眺めたり、駆け回る子を捕まえる親は大変だが…山頂を堪能して下山した。登りは苦労した階段も、下りは両手を繋いでブラーンとジャンプで楽しみながら、坂は小走り？ダッシュ？で快調に下った。
息子を妊娠してた2年ちょっと前、安定期に入り調子に乗って、天覧山から多峯主山までプチ縦走したことがあり、息子も実は二度目の天覧山である。自分の目で見た景色も覚えていてほしいけど、2歳前では流石に無理か(^_^;)
下山後、前来た時には工事中だった場所に、発酵食品や地元野菜を売っているOH！というお店ができていたので、寄って焼き芋とソフトクリームを食べた。焼き芋はいい焼き加減で美味しく、初登山を終えた息子も芋を見ると「あっ！！」と要求しパクパク食べた。そして車に乗るとすぐさま爆睡。余計なことは考えず、たくさん動いて美味しく食べてよく寝る、これが健康な人生の秘訣かと改めて納得した。息子は記憶に残らないかもしれないが、記念すべき子連れ初登山で笑顔の一日になった。

写真1枚目　土や石と戯れ遊びながら登る
2枚目　山頂にて記念撮影
3枚目　山頂からの富士山

コメント

うえはる

お母さん似
八が岳は何年前だろう
子供が生まれてこんなに大きくなって！
いやー歳を取るもんだ（笑）
子供の成長は早いです。大切な時間を一緒に楽しく過ごしてくださいね
子連れでお山で会えることを楽しみにしています

hiibou

ueharuさん　こんにちは😃
八ヶ岳は改めて見たら、今年の6月で6年経つんですね！そんなに月日が流れたのかと遠い目をしてます😅
いつのまにか子供が歩き始めて嬉しいですが、すぐに大人になりそうで切ない気もします(T ^ T)日々を楽しく過ごしたいと思います。
子連れで全国の山を歩きたいので、どこかでお会いしたいです😄⛰