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登っている途中、岩場で苦労していて渋滞中に子供達と仲良くなった。
いろいろ話したら「おじさん、山のプロでしょ?」と。
「なんで?」
「だって、真っ黒や」
なるほど。
足元は全員が長靴。
その姿を見て、私の大阪からのお客様はかわいそうだと言った。
富山は他県に比べれば圧倒的に長靴登山文化が普及しているのだが…確かにこの蒸し暑い夏日に、ゴム長靴では暑くて仕方がないだろう。
私の子供達が小学校の頃、やはり学校登山の装備表には必ず長靴と書いてあった。
うちは全員、幼児の頃から登山靴を与えていたのだが、みんなと同じじゃないとマズイということで学校登山の時だけは長靴を履いて行った。
富山県は登山指導者からして、長靴の方が多いので普及率は抜群だ。
私もガイドの時以外は長靴登山の時もある。
それは、すぐに帰って来れる極短時間で泥道を歩く時だけだ。(捜索や偵察など)
岩や竹など尖ったもので破れるリスクや長靴内で足が遊ぶ、爪先立ちになるには指筋が必要。
そして、蒸れるという気持ち悪さが気になる。
しかし、気軽さと防水性、安価というメリットもある。
ほとんどが長靴で登り降りできる山が多いのも事実だろう。
でも、子供達が登山は長靴を履くものだと頭に刷り込まれるのは嫌だなぁと思う。
登る山と状況に応じて、登山靴と長靴を選べるようにしてあげたい。
私は冬場(11月〜3月)で厳しい山行以外は防寒長靴を愛用しています。冬は主に近所の山で
体力トレーニングですが、最低気温は-15℃くらいまで下がるので冬靴が欲しいくらいですが
値段が高すぎです。その点、防寒長靴は安価で積雪が15cmくらいまでならスパッツも不要で
お手軽ですね。今年は毎週使ってどうにか2足で済みました。柔らかく枯れ枝でも刺さってしまう
ので耐久性がなく、私の場合だと3カ月程度で穴が開いたり亀裂が入ったりします。
ただ通気性皆無で真冬でも5時間ほど歩くと靴の中が蒸れて靴下が濡れます。今の時期だと
ずっと短時間で汗まみれになりそうです。
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