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昨日の日記で映画「遠すぎた橋」について書いた。
「ヤマレコで、映画談義もなんですが…やがて山好きになっていく、私にとっての過程でもあり、人となりでもあるかなぁと思って「日記」に取上げさせて頂いております。」とも書き込みました。
そうした「私にとっての人生の過程」で忘れがたい映画の1つが「地獄の黙示録」です。
【映画「地獄の黙示録」】ウィキペディア
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E7%8D%84%E3%81%AE%E9%BB%99%E7%A4%BA%E9%8C%B2
【映画「地獄の黙示録」予告】You Tube
https://www.youtube.com/watch?v=fuBbTMTFyR8
それ以前の映画「遠すぎた橋」等々の戦争映画では、どちらかと言えば主人公達の華々しい戦闘シーンや、カッコいいセリフなんてのが常道だったように思えましたが「地獄の黙示録」は…正反対とも言っていいような映画でした。
日本での公開は1980年。たしか難波にあった南街劇場(現TOHOシネマズ)に見に行ったと思う。
1975年のサイゴン陥落によって集結した「ベトナム戦争」。子供ながらにTVのニュース報道を見て「未だに戦争をしてる国もあるんだなぁ」と思いました。
1970年頃と言えば、「安保反対」とか「ベトナム戦争反対」なんて張り紙や看板が、ところどころ街なかにもありましたね。
そんななか、少年だった私…初めて「ベトナム戦争ってこんなのだったのか」と気付かされた映画でもありました。
当時の大阪でも、たまーに、チラッとヘリコプターを見かける程度だった時代に、ヘリコプターの編隊が村を攻撃する…戦闘機がナパーム弾でジャングルを焼き払うなんて…想像もしたことがなかった。
ロックにはしゃぐ兵士、サーフィン好きの兵士…70年代の日本の少年(私)から見て「なんなんだ、この人達」と思いました。
米軍のボートが、民間の小舟を検閲しようとして…機関銃を撃ちまくる。
「戦争って…結局は殺戮だな

実のところ、ベトナム戦争終結後に同戦争を扱った映画として話題でもありましたが、派手な戦闘シーンとは裏腹に、「人間の内面を描こうとした映画なのかなぁ」と私は思っています

小説『闇の奥』という原作があり、企画はベトナム戦争終結以前からあったそうです。監督や出演者の変更があったり、撮影も1年余をかけてフィリピンで行い、編集に2年かけるなど、紆余曲折の困難もありながら、製作・脚本・監督のフランシス・フォード・コッポラの執念で完成したような叙事詩的映画です。
「答えがあってないような映画」と思います。だからかなぁ…今でも、時折この映画のラスト部分を思い出したりします。
1979年公開(米国)以来、2001年には『特別完全版』として、昨年2019年には『ファイナル・カット』として劇場公開もされています。
おそらく見る人によって評価の分かれる映画かなぁと思います。
Osanさん、こんにちわ。
私も確か南街劇場に見に行ったクチです。
あの映画の一番のインパクトは
ワルキューレの騎行のサウンドに乗って
ベトナムの森を焼き払いまくるという
今見てもショッキングなシーンでしょうか。
あれ以来、この音楽=地獄の黙次録と
なってしまった感があります。
後半以降は暗くて深い泥の闇の中で
何をどうしたいのか?難解な場面が
続きますが、これは完全版を観ないと
解らないのではないかと、、、
実はまだ観てないのですが、
またレンタルででも観てみたいと思ってます。
私はこの映画を見て、アメリカ人は
開国以来西へ西へと略奪と暴虐の限りを
尽くして、やってることは21世紀の
現代も同じなのだなと思いました。
( ´ ▽ ` )
コメントありがとうございます。
前半のインパクトあるシーンは、ベトナム戦争を表現するために重要ではあるものの、映画全体のテーマ性からすると、インパクトが強すぎたのかなぁと思ったりもします。きっと監督も試行錯誤の末、答えに導き切れなかったのかも知れないと思ってます。
初めて見た私の印象も「?」って感じでした。
アメリカは、今だ「力が正義」って感じがしますね。
Osanさん。こんにちは。
公開当時、東京日比谷の映画館で観ました。
全席指定で2400円で今なら5000円位ですかね?高!😱
上映前から場内には映画史に残る歴史的作品をこれから観るという密かな興奮が有ったように記憶しております。
ワルキューレが鳴り響くと何だか総毛立った興奮に皆包まれていたような。
何に興奮していたのか?
空襲されるベトナムの人達は当時換算で35年前の日本人と同じなのに。😞💦
西洋の人達って異文化の異人種の世界に勝手に来ておいて酷い精神的的苦痛を受けたとか思い込むところが有る。😩
それが彼らの悪夢みたいな気がします。
コメントありがとうございます。
「ワルキューレ騎行」について興味深い評論が…
【You Tube】
https://www.youtube.com/watch?v=zI65FSXGrec
好きな映画の1つに「グッドモーニング・ベトナム」で名誉除隊を受けて、ベトナムを去るロビン・ウィリアムズ扮するエイドリアン・クロンナウアの最後のメッセージの中に「世界の紛争の解決に無関係なのは…米軍」のセリフがあったと思います。アメリカによる一方的な善意の押し付けを皮肉ってます。
歴史は繰り返す…ですかね。
【この素晴らしき世界】You Tube♪
https://www.youtube.com/watch?v=FzFIDTs3WtI
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