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昨年、映画館の予告で見て以来、楽しみにしていた大好きなクリント・イーストウッド監督・主演の映画です。
原作小説の映画化とのことで、40年前にも企画があったそうですが、当時は「まだ若すぎる」とのことで、イーストウッド氏が一度断った役どころというのも興味深いところでした。
イーストウッド氏演じる主人公は、年老いたカウボーイ。
共演は、家族や社会からはぐれた少年。
メキシコからテキサスへと友人の頼みで少年を連れて旅をする。
はてさて結末は…書きませんが、Happyなんだろうな…そうであってほしいと連想させるラストでした。
クリント・イーストウッド作品の良さは、セリフは多くなくとも主人公その他の人となりを丁寧に表現・演じるところだと思う。
「人は自分をマッチョに見せたがる、力を誇示するために…それが何になる。」
「マッチョってやつは過剰評価されている。人生にはそれより大事な物がある。それに気づいた時には遅すぎるんだ。」
ここで言う「マッチョ」とはアメリカ的ヒーローと同じ。イーストウッドが作り、演じてきたヒーロー感なのかも知れない。(知らんけど

なので、日本人感覚では???なこともあるかも知れない

「クライ」には「泣く」「鳴く」の意味があり、「泣く」は感情を表に出すことも意味します。
「A story of being lost… and found.」失うものと見い出すもの
と言ったところの人生観みたいなものなのかなぁ

監督デビュー50周年、40作品目ということもあってか「カウボーイ」であったということがキーワードでもあり、クルマで旅しながらも焚き火の脇で野宿をする。
自由であることを満喫するシーンも印象的で、映画の重要シーンの1つでもあると思う。
「観る」というより「感じる」映画かなと思いました

【追記】
感染急拡大、マンボウ目前とあってか、人波が少し減ったように見受けられました。
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